朝、カーテン越しに降り注ぐ朝日♪
春はこの朝日がたまらなく嬉しかったのに・・・
今は「あ~~~今日も朝からこの陽ざし・・・。」
と、少々うんざり気味♪
同じ朝日なのに、あまりにも異なる自分の気持ちに・・・思わず苦笑です♪(苦笑)
「アジサイ」が盛りを過ぎ・・・色もあせてきました♪
でもこの色合いも好きなんです♪
この色あせ具合が「和」をイメージさせて・・・♪
我が玄関に飾ってある・・・
これと・・・
これ♪
「伊勢型紙彫刻」と言って、「着物」や「浴衣」、そして「手ぬぐい」を染める時の「型紙」なんです♪
知り合いから頂いたもので、「好きなものを選んで♪」
と言っていただき、「和」のものと「モダン」なものを選ばせていただき、このように「額縁」に入れて飾っています♪
知り合いのお父さまがこの職人さんでいらして、そのお父さまの遺品となる作品♪
ご実家の納戸で見つけたとのこと♪
何でも、これを彫るための「彫刻刀」もお父さまご自身で作られたんだとか・・・♪
以前にも、この「型紙」について投稿させていただいたので、その記事と合わせてご紹介させてください♪
何だかわかります?(クリックしていただくと、よく見ることができます♪)
これは「型紙彫刻」と言って、着物やゆかた・・・てぬぐいなどの模様の型紙♪
この型紙を使って、生地に模様を染めるんだそうです。
正式名称は「伊勢型紙彫刻」と言い、すべて手で彫られたもの♪
知り合いのお父さまが「型紙彫刻師」でいらして・・・
お父さまが彫られたもの♪
すごいでしょ?
そして、彫られた紙を強化するために・・・「紗(しゃ)」が貼られていて・・・
それも「うるし」を上から塗って、「紗」を貼り付けているとのこと。
さらに驚くことに一筆書きのように、すべての模様が繋がっているんですよ♪
私・・・全身に鳥肌が立ちました。
お父さまが亡くなられた今、後を継ぐ人もなく・・・沢山の型紙がご実家(東京)に眠っているんだとか。
そして、着物の廃れとともに今や職人さんもほとんど姿を消してしまったそうです。
手作業からしか生まれない「ぬくもり」・・・
職人さんの「息遣い」・・・張りつめた「空気感」♪
そんなものが感じられる・・・「伊勢型紙彫刻」♪
日本には、こんなに素晴らしいものがあるんですね♪