2010年7月15日(木)、一関市舞川の県道19号(一関大東)線の道路沿いに生えているヤマユリ(山百合)が、大きな花を咲かせていました。4~5日前から咲いていたのですが、雨の日が多くて撮る機会がありませんでしたが、小さな「もしもしピット」に車を置いて撮ることができました。辺りには芳香が漂っていました。
ヤマユリ(山百合) ユリ科 ユリ(リリウム)属 Lilium auratum
日本特産のユリ(百合)。山地や丘陵の林の縁や傾斜地などに生える多年草。関東から東海地方にかけて特に多く、神奈川県の県花になっている。栽培されることも多く、北海道、四国、九州では野生化したものも見られる。高さは1~1.5mにもなり、むせかえるような芳香のある大きな花をつける。花は直径15~20㎝ほど。白い花の内側には赤い小点がある。花期は6~8月。花は多いものは20個以上もつく。葉は披針形で長さ10~15㎝。鱗茎は黄白色の扁球形で径6~10㎝ほどで、食べられる。分布:本州(近畿地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]