2013年7月1日(月)、今日から始まったみちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)の「あじさい祭り」に行ってきました。
受付がある表出入口から100mほど先にあるお食事処までの間の道路沿いに最近になって植栽されたと思われるヤマアジサイ「津江の紅鶴(つえのべにづる)」が、紅紫色の花(本当はガク片)を咲かせていました。根元に立てられていた名札には「津江の紅鶴」と書かれていました。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/miti-aji/ [みちのくあじさい園公式ホームページ]
(上)入口を入るとすぐの所にアジサイの展示即売所が設けられています。それらの中に、花を沢山咲かせた津江の紅鶴(つえのべにづる)というヤマアジサイ(サワアジサイ)が展示されていました。
ヤマアジサイ(山紫陽花)’津江の紅鶴(つえのべにづる)’ アジサイ科 アジサイ属
額ぶち咲き。装飾花:一重、丸弁、弁は重なる。薄い紫から濃紅に変わるというが、本株ではまだ濃紅を確認していない。両性花:青色。[荒井俊雄・著「あじさいミニ図鑑・あじさいアルバム200」より]
ヤマアジサイ Hydrangea macrophylla serrata:ヤマアジサイは別名サワアジサイといい、内陸の湿度のある山林に自生します。小型で葉に光沢が無く、変異の幅も地域差も最も大きく、しれだけに変わり者(変種。色や花の形、咲き方、枝のつき方などが変化したもの)も多く、魅力的な花も沢山発見されています。人気も高まり、あちこちのアジサイ名所でも植栽されるようになりました。[家の光協会発行、日本アジサイ協会・鎌倉アジサイ同好会:監修「アジサイの世界~その魅力と楽しみ方」より]