peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのパッションフルーツ/クダモノトケイソウ  2015年7月12日(日)

2015年07月26日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。花きセンター本館(管理棟)の近くにある研修温室の「高温区」エリアに展示されている鉢植えのクダモノトケイソウという樹木が、「パッションフルーツ」と呼ばれている果実を数個付けていました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/file-migoro/f-migoro-20150625.html

[岩手県立花きセンター:2015年6月25日 花みごろ(更新)] 

 パッションフルーツ/クダモノトケイソウ トケイソウ科 トケイソウ属 Passiflora edulis

ブラジル、南米北部、西インド諸島(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の巻きひげで登攀(はん)する常緑のつる性低木。葉は10~18㎝で葉柄の基部に一対の突起がある。花は白色または淡紫色で時計の文字盤に似ているため名付けられた。果実「パッションフルーツ」と呼ばれ、径5~8㎝で紫色に熟す。実生や挿し木で殖やし、2~3年で結実する。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より] 


岩手県立花きセンターのアセローラ  2015年7月12日(日)

2015年07月26日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。花きセンター本館(管理棟)の近くにある研修温室の「高温区」エリアに展示されている鉢植えのアセローラ(アセロラ)という樹木が、果実を沢山付けていました。またピンク色の花も咲かせていました。http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター] 

(下)熟して自然落下したと思われる果実がありました。

 アセローラ(アセロラ)キントラノオ科 マルピギア(ヒイラギトラノオ)属 Malpighia punicifolia

西インド諸島、熱帯アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の常緑低木で、高さ2~3mになる。葉は対生し、全縁、長さ5~8㎝、楕円形ないし披針形の光沢ある革質。花は径約1㎝のピンク色。冬季を除いて年中開花するが、結実は高温期で、果実は2㎝ぐらいの酸味の強い味がする。生食、ジャム、飲料などに加工される。また消化薬ともなる。樹皮に含まれるタンニンは染料となる。挿し木や取り木で殖やす。「アセローラ」はメキシコ名で、プエルトリコではバルバドスチェリーと呼ばれている。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]


岩手県立花きセンターのシャムサクララン  2015年7月12日(日)

2015年07月26日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。花きセンター本館(管理棟)の近くにある研修温室の「中温区」エリアに展示されている鉢植えのシャムサクラランが、花の中心部が紫褐色の花を咲かせていました。http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター]

シャムサクララン ガガイモ科 サクララン(ホヤ)属 Hoya kerrii

 タイ、ラオス(東南アジア熱帯雨林気候区)原産のつる性植物。葉は対生し、肉質でハート形もしくは軍配形をしている。表面は暗緑色で、細い白毛に覆われ、裏面は灰白色で後に褐色となる。茎は木質化して太くなる。花はつるが垂れ下がった柄につき、半球形の散形花序が特徴。花径1㎝、初め乳白色であるが、後に褐色となり、花の中心部は紫褐色、開花期は夏。冬季最低温度12.5℃は必要。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]