peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町長坂のオニユリ(鬼百合) 2015年7月27日(月)

2015年07月28日 | 植物図鑑

2015年7月27日(月)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地の中にある民家の庭に植栽されているオニユリ(鬼百合)が、橙色の花を沢山咲かせていました。

 オニユリ(鬼百合)ユリ科 ユリ属 Lilium lancifolium

田の畦(あぜ)や土手などに生える多年草。鱗茎を食用にするため栽培されることも多い。日本のものは、中国から古い時代に渡来したという説もある。高さは1~2m。茎は紫褐色を帯び、若いときは白い綿毛がある。葉は多数付き、長さ5~15㎝の披針形。種子はできないが、葉のつけ根に紫褐色のムカゴ(珠芽)がつくのが特徴。7~8月、多いものでは20個近くの花が茎の上部につく。花は直径10㎝ほど。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


岩手県立花きセンターのインドハマユウ(印度浜木綿)  2015年7月12日(日)

2015年07月28日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。花きセンター本館(管理棟)の近くにある研修温室の「中温区」エリアに植栽されているインドハマユウ(印度浜木綿)という植物が、白くてユリに似た花を沢山咲かせていました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/file-migoro/f-migoro-20150625.html

[岩手県立花きセンター:花みごろ 2015年6月25日(更新)] 

 インドハマユウ(印度浜木綿)ヒガンバナ科 クリナム(ヒメノカリス/ハマオモト)属 Crinum latifolium(クリナム・ラティフォリウム/インド浜木綿)。

正しくは「アフリカ浜木綿」。別名:Powellii(ポーウェリー/ポウウェリー)。耐寒性常緑多年草(球根植物)。

https://minhana.net/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%A6%E3%82%A6 [インドハマユウ(インド浜木綿):みんなの花図鑑]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-indo-hamayu_large.html [インドハマユウ(印度浜木綿)]

http://www.hana300.com/indoha.html [印度浜木綿(インドハマユウ):季節の花300] 

 ハマユウ(浜木綿)ヒガンバナ科 クリナム(ヒメノカリス)属 Crinum asiaticum var.japonicum

別名:ハマオモト(浜万年青)、クリナム(Crinum)。関東地方が北限で、沖縄までの海岸の砂地に生え、栽培もされる常緑の多年草。茎は鱗茎で葉の根元にあり、この白い鱗茎を木綿に見立てて名がついたといわれる。根出する葉は多肉質で光沢があり、長さ40~70㎝、幅約10㎝になる大形。花茎は太くてやや扁平で、高さ50~80㎝になる。7~9月白色で芳香のある花を多くつけ、夕方から咲き出して真夜中に満開になる。仲間の園芸種にインドハマユウがある。[講談社発行「野の花・街の花(監修:長岡 求)」より] 


岩手県立花きセンターのソリダゴ・タラ  2015年7月12日(日)

2015年07月28日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているヒメヒマワリ(姫向日葵)などから見て回りました。群植されたソリダゴ・タラという名の植物が淡黄色のセイダカアワダチソウに似た花を沢山咲かせていました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/file-03-hana-migoro/f-03-01-hana-migoro.html [岩手県立花きセンター:花みごろ(2015/7/17更新)] 

 ソリダゴ・タラ/ゴールデンロッド キク科 ソリダゴ(アキノキリンソウ)属 Solidago sp.

フラワーアレンジメントとして最近使われている多年草で、別名:ゴールデンロッド。同属には学名をソリダゴ・アルティシマ(Solidago canadensis var.scabra(=Solidago altissima)、一般名をセイダカアワダチソウ(背高泡立ち草)があり草姿が似ている。ソリダゴは、セイダカアワダチソウの園芸品種で、草丈100~150㎝、薄黄色~黄色の小さな花や蕾が多数付いた花穂が他の花を引き立てるのに用いられる。開花期:6~9月。出回り:周年。[下記Webサイトより] 

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-solidago_large.html [ソリダゴ(Solidago)]

https://minhana.net/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%80%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%A9(%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%89%20) [ソリダゴ・タラ(ゴールデンロッド)]

 http://nashimoto.exblog.jp/5857138/ [ソリダゴ:奥信濃から~花農家のフォトスケッチ]


岩手県立花きセンターのガイラルディア’レッドプルメ’  2015年7月12日(日)

2015年07月28日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。花きセンター本館(管理棟)入口のコンクリート製花壇に植栽されているホガイラルディア’レッドプルメ’という名の植物が、ヤグルマギクに似た花を沢山咲かせていました。「ヤグルマテンニンギク」という和名があるそうです。

 ガイラルディア ’レッドプルメ’ キク科 ガイラルディア(テンニンギク)属 Gaillardia×grandiflora cv.Red Plume

 別名:ヤグルマテンニンギク(矢車天人菊)。

ガイラルディア Gaillardia×grandifloraは、北アメリカ及び南アメリカ原産の多年草であるが、一年草として扱う。美しく優雅な花を天人にたとえて和名を「テンニンギク(天人菊)」という。ガイラルディア・プルケラが基本種で花びらのように見える舌状花に黄色の覆輪が入る。草丈60~90㎝、頭花の径6~8㎝、舌状花は黄色で基部は紫紅色が基本だが、舌状花の色や基部の着色部の幅、また頭花の径などに種々の変異がある。

園芸品種に’コボルド’cv.Kobold、’レッド・プルメ’ cv.Red Plume(ヤグルマギクに似た花をつける。)などがある。花壇用。一年草で花がより小輪のテンニンギクG.pulchella(ガイラルディア・プルケラ)も同様に花壇用となる。花期:秋播きで翌年6月頃から秋まで開花する(7~10月)。栽培:日光を好むので、風通しと日当たりのよい戸外に置き、鉢土の表面が十分乾いてから水やりする。花後、株元から15㎝ほどで切り戻す。挿し木や株分けも可能。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる・花の事典」(金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]