peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

大船渡市末崎町のアオキ(青木) 2010年1月8日(金)

2010年01月29日 | 植物図鑑

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2010年1月8日(金)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280-1)に行きました。そのとき椿館の近くにある民家の門口に生垣として植えられているアオキ(青木)の実が、早くも紅色に色づきはじめていました。斑入り葉のアオキだけでなく、普通の葉のアオキもありました。

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 アオキ(青木) ミズキ科 アオキ属 Aucuba japonica

山地の林の中に生える常緑低木だが、赤い実と光沢のある葉が美しく、丈夫で育てやすいので、日本だけでなく、世界各地で庭木としてもよく植えられている。高さは1~2mになる。若枝は緑色で無毛。葉は対生し、長さ5~18cmの長楕円形。先は尖り、基部は広いくさび形で、縁に粗い鋸歯がある。質は厚く、表面は光沢がある。押し葉にすると黒くなる。葉の汁は解熱効果がある。3~5月、茎の先の円錐花序に紫褐色、時に緑色の小さな花を多数つける。花弁は4枚。雌雄別株。雄花序は長さ7~15cmと大きく、雄花には雄しべが4個あり、雌しべは退化している。雌花序は長さ2~5cmと小さく、雌花には雄しべがなく、雌しべが1個ある。果実は長さ1.5~2cmの楕円形で、秋に赤く熟し、つやつやした赤い実は翌年の4月頃まで残る。

 変種のヒメアオキ var.borealisは北海道の南部から本州の主として日本海側に分布する。アオキより全体にやや小形で、若枝や葉柄、葉の裏面脈上に微毛がある。果実が淡黄白色の品種をシロミノアオキ f.leucocarpaといい、黄色に熟す品種をキミノアオキ f.luteocarpaという。葉が斑入りのものなど、園芸品種も多い。用途:庭木、鉢植え、飼料。分布:本州(宮城県以西)、四国、九州、沖縄。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


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