2011年9月10日(土)、国道342号線(厳美街道バイパス)沿いにある道の駅「厳美渓」(字沖野々215)の敷地内には、4,5本のハクウンボク(白雲木)が植えられていますが、春にびっしりと花を咲かせていた木が果実を沢山つけていました。
ハクウンボク(白雲木) エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax obassia
別名:オオバヂシャ。山地に生え、高さ6~15mになる落葉高木。樹皮は灰白色で光沢があり、2年目の若枝の表皮は縦に剥がれやすい。葉は互生し、長さ10~20㎝の円形で、縁の上部にわずかに鋸歯がある。裏面は星状毛に覆われて白っぽい。葉柄の基部は冬芽を包む。
5~6月、枝先に長さ10~20㎝の総状花序を出して、白い花を多数下垂する。和名は白い花が多数穂になってつく姿を白雲に見立てたもの。花冠は直径約2㎝で5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個。果実は直径1.4~1.7㎝の球形で9月に熟し、縦に割れる。種子は1個。材は緻密でかたく、将棋の駒や彫刻などに使われる。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケットずかん1・春の花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37600928&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「道の駅・厳美渓」のハクウンボク(白雲木) 2011年6月5日(日) ]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます