Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

三カ月ぶりの喉飴

2023-01-13 | 生活
木曜日から土曜日のメンデルスゾーン作曲「エリアス」の記事が出ている。テノールには「ジュディッタ」でのダニエル・ベーレが歌うのだが、エリアスのゲルハーハーがインタヴューに答えている。内容は新旧聖書におけるエリアスの扱い方がプロテスタントに改宗していたメンデルスゾーン家にとってはどのような意味合いを持っていたかであり、その音楽はどのように表現されているかである。

答えは新旧聖書を越えてドラマティックに付け加えられているということで、その芸術性と共に啓蒙思想下の芸術を感じさせる。昨年新校訂版が出版されたということで今回の公演は期待されている。更にこの名バリトンに言わせるとペトレンコは伝統的な演奏実践に捉われずに根本から楽譜を読み込むので楽しみだとしている。

一方では所謂ロマン派の音楽は、ペトレンコにとっては最大のウィークポイントであって、その交響曲やヴェーバーなどを独自の方法で熟して来ている。昨秋、同曲をベルリンに先駆けミュンヘンで同地の放送交響楽団を指揮して練習する予定であったのだが、直前にキャンセルした。様々な意味合いから実現は難しかったのはないかと思う。

スーパーの咽喉飴コーナーは昨年11月ころから売り切れ状態が続いている。配品も殆どないのだろうが、少しでも出ると直ぐに売り切れるらしい。久しぶりに、三カ月ぶりぐらいに、リッコラを購入できた。最後の一つとして棚に投げ捨てられていたのを拾った。メンソールとレモンで結構きつい奴だ。平素口が寂しい時に口に入れていると食道が荒れるぐらいに強い。小箱であるが、二週間ぐらいはもたせれるだろうか。早くすっきりして欲しいが、温かくならないと難しいかと思っている。

如何にコロナ若しくはインフルエンザ、または風邪が流行り続けているかということで、私の様の酷い咳をする人はあまりいないようであるが、懸念された病気ラッシュはこれぐらいで済んでいるという事だと思われる。

肉屋は新年第一発目は煮豚は作っていなかった。新たな配給をうけていなかったのだろう。だから楽しみにしていたが、来週までのお預けである。パン屋ではいつも通りに買えて、やはり新しいパンは上手い。甘いものも購入したのでそれはそれで満足だ。

スーパーではフォアールベルクのベルクケーゼも購入した。知られる丸いチーズの十等分があったので、先のところを切れるか尋ねると半分ぐらいまでは可能で、その先は縦に切るのだと教えて貰った。今まで知らなかった。やはりあまりに長いと縦の切っても食べにくいのだろう。

チーズ売り場の隣は魚売り場になっていて、人が少ない時はパーソナルは両方を移動して対応している。そのおばさんはサーモンのぶつ切りは骨が入っているから皮付きのものの方がお得だよと勧めたことがある。今回も同価格で双方があったので間違いなく、一言来ると思ったから買わなかった。勿論使い方によってはおばさんのいう通りなのだが、厚切り鮭をグリルして食したい時は、やはりぶつ切りでないと旨くない。



参照:
巻き起こる大小の乱気流 2023-01-11 | 文化一般
ミュンヘンの放送楽団 2022-10-11 | 女
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