「暖流・異彩」
鍔山英次さんが新年早々四谷で写真展。鍔山さんは「徹子の部屋」にも複数回出ていらっしゃるかた。
写真は、、朝もやが立ち込める、寒い季節に撮ったもの。
美しいーーー!
この写真を見ただけでは、中国の黄河などの大河に住む野生の鳥かーーーと思った。
会場でいっしょに行った人と、そんな話をしていたら、、、作者にポンと肩をたたかれ、多摩川の「くじら公園」前後の400mの間で撮ったんだよーと。
東京近郊には、下水処理場と言うか、屎尿処理場と言うか、実は20箇所もそんなものがある。
すると、そこから排出される水は、一度ひとさまが利用したもので、温度が高くなっている、実に28度にもなるという。
寒い日には、そこでモヤが立ち込めるようになったのです。
東京湾の海水温度は、、、30年前あたりから上昇して6~8℃も高くなったと言います。
この鍔山さんの写真展は、ある意味人災のような環境変化を捉えているのだが、公害として訴えているわけじゃありません。
そんな、人口3000万人圏内にも環境に適応した生物がすみついたり、美しい光景を見せる時を切り取っています。
ポートレイト・ギャラリーのURLは
http://www.sha-bunkyo.or.jp/gallery/port.html
東京都新宿区四谷1-7本写真会館5F
03-3351-3002
PS:この写真展の案内をもらって、忘れかけていたら、クライアントでもあり大学の先輩であるかたからお電話をいただき、ご一緒に伺った。そのついでにと言っては何だが、大昔のアシスタント時代の仲間も誘ったんです。新聞社の写真部部長をやられていた鍔山さんのお元気そうな姿と話を聞いて、私などまだまだヒヨッコだと自覚。
頑張らねば、、、といい気分で、帰りの電車に乗って腰をかけたところ、正面のおやじさんが目で挨拶するではないかーーー。 あらら◎栄の◎里さんじゃありませんか。さっそく横に腰掛け、業界話。
東京オートショー華々しかったですね、、コスト度外視の会長カレーライスを食べたかった、、来週から福岡にずっと出張ですよーとか短い会話しかできなかった。
年明けは、何故かいろんな人に会うなー。良いものを見て、良い人に会えた一日でした。