ランシモ

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鳥瞰図で旅する北陸新幹線

2015-08-06 23:52:50 | 本と雑誌

先日、北陸新幹線祈って金沢へ行き、白山へ登ってきてブログに何回かに書いていたら、新聞社勤務の知人からこんな本をいただきました。

北陸沿線都市や観光地の大正、昭和初期に吉田初三郎が描いた鳥瞰図です。

吉田初三郎は明治17年京都で生まれ京都、愛知、青森を拠点に日本全国の鳥瞰図を描いた。鳥瞰図は眺観図とも書かれることがある。今では鳥瞰図が一般的に使われているが、私は眺観図のほうがしっくりします。

吉田初三郎は生涯2000点の図を描いたと言われている。

鳥瞰図を見ていると、今もなお遺構として残っている物もあり、近代史の始まりが大正、昭和、平成との変遷が鳥瞰で眺められます。

吉田初三郎が世に名前が出たのは、「京阪電車ご案内」の図を昭和天皇が皇太子の時にご覧になり、きれいでわかりやすいと東京へ持ち帰りたいとおっしゃられた時。それ以後、日本の鳥瞰図の第一人者になった。

細かく書き込まれているので、A4程度の大きさでは細部が見えません。最初は畳大に描かれたのだろうから元寸で見たい。見ていると、その時代に引き込まれていきます。

北陸は金沢に限らず京都文化です。江戸東京からは遠かった。

コメント
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