ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

蓼科山で雲海を見て戻る

2015-08-11 15:35:12 | トレイル・ランニング

朝6:00過ぎの蓼科山頂上です。

しばし雲海と360度ぐるり眺望を楽しんでから下山。

蓼科山からの戻りはいきと同じルートで。

蓼科山頂上ヒュッテに泊まれば日没もご来光もしっかり見れます。

けっこうキテイル山小屋ですね。

しかし、暖をとれて眠れれば天国です、しかも2500mの頂上ですから。都心のホテルの待遇を期待しちゃ、、、山男、山ガールにすたる。

蓼科山荘まで下りてくると、朝一番で登ってくる方達が大勢いた。

頂上から下山の途中から見下ろした蓼科山荘。

蓼科山近辺のルート図です。

地図は長野県の登山地図さんから

http://www.naganogakuren.net/tozanMap/saniki/05yastugatake/01tateshina/

天祥寺原は湿気の多い窪地です。

大河原峠からも近い。

蓼科山へは七合目鳥居からが一番ポピュラーだそうです。いっきに登れるので1時間ちょっとで蓼科山頂上で登れます。

この最短ルートでも良かったが、ドジって「最遠ルート」だったが、いろいろ見れたからそれでも良かった。

行く手は北横岳です。

広めの頂ですね。

蓼科山も頂がだたっ広くてガスッた時は注意が必要でしょう。ガレていて足場が悪い。

北横岳から蓼科山と北アルプスを望む。蓼科山のダダ広い頂がよくわかります。広さは八ヶ岳の硫黄岳といい勝負ですが、全体に岩が大きくて足場が「すごく悪い」。八ヶ岳の硫黄岳の頂上は、同じ石でも石クズだから歩きやすい。

10:00近かったのでクリアーさがなくなります。

北横岳から八ヶ岳を見る。味のある雲海は消え去りました。阿弥陀岳が意外に急斜面なのにビックリした。厳冬期の2月に登った時にグリセードで下りたが、失敗して滑落した。日の当たるところは雪だが日蔭はガリガリの氷だったのだ。雪の柔らかいところで快適にグリセードで下っていたら、日陰に入った途端にガリガリの氷になった。恐ろしかった!

今見ると、あの斜面でよくそんな無謀なことをしたと思う。単独行で怖いもの「知らず」の若気の至りだったー。

ロープウエイの建物と坪平が遠望できました。

昔からの山小屋で味があります。きれいにしています、気合いが入っているのでしょう。

朝からハイカーが非常に多かった。

坪平は溶岩台地で蓼科山も八ヶ岳と同じように、火山性の山ということ。日本の山は本当に火山が多い。坪平も昔の火口なのかしら?

ロープウエイの駅舎はレストランを併設しています。

夕食は前日の18:00、朝は食べないで2:30にスタート、北横岳をこえ蓼科山往復したので腹ぺこになった。10:00頃で時間は余裕だったが距離があった。

腹ペコでもう動けないと言うくらいになり、ようやくレストランに駆け込みました。

生き返った思いだった。

ロープウエイは超混雑で、この年一番じゃないか。駅舎の乗り場行列は300人はゆうにあった。帰りも大変だぞーーー。しかし下界の35℃から、ほんの10分で22℃になるんだからたまりません。

 蓼科山塊は手軽な良いハイキングコースです。

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蓼科山へ縞枯山から遠回りして、、、

2015-08-11 14:45:47 | トレイル・ランニング

毎度のことですが登山計画がずさんだったので、蓼科山へ向かうつもりがロープウエイが2つ隣の縞枯山に向かっていた、、、、。

八ヶ岳は夏冬何度もトレイルランニングに来ているが、蓼科山は八ヶ岳の隣の山のイメージしかなく、良く知らなかった。

ピラタス・ロープウエイの行き先は、てっきり蓼科山だと勘違いしていた。

ロープウエイの終点は坪平で、そこは蓼科山につながる高原だと思っていた。ところが、ロープウエイから見る蓼科山は遠い、谷は深い、、、あれーーー。

16:30の最終前のロープウエイから、蓼科山がくっきりと「遠くに』見えて、、、どう考えてもロープウエイの行き先は違う方向、と気がついたが既に遅し、、、。

おそるおそる乗員に聞いたら、蓼科まではゆうに5時間はかかりますよ~~~きついですよ~~~とにっこり。

ありゃ~~~。

今朝、慌てて蓼科山行きを思い立ち、ちょうど良いかげんの山荘を見つけて予約したが、ちょっと離れすぎだったかな、、、。

予約した縞枯山荘はロープウエイの終点から徒歩20分だそう。坪平の先にあるという。

うーんーーーー。

 

遠くに来てしまった。

 

このまま縞枯山荘に入るのも プライドが許さなかったので、右回りでちょっくら縞枯山を登ってみることに。

夕方の5時過ぎなので登山道には誰もいません。

空は青いし、暑さは下界ほどではない。

むしろ肌寒いくらいだったか。

 

一回りして山荘についたら、「こんな時間までどこを歩いていた」「心配して電話したぞ。留守電になっていた」もっとも携帯だから電波は通じていない。

あれー縞枯山荘の親父さんにしかられたよーーー。

山では早出や早到着が鉄則だものなー、無理ないなーと反省。

 

でも山荘には6時ジャスト、夕食ジャストについたんだが。

ルートを間違え蓼科山から遠い山荘に宿をとり、山の鉄則を間違えしかれれて、かんばしくないスタートだった。

縞枯山荘はコンパクトですが4階建て。草原の中の一軒家です。蓼科の山荘はみなけっこう年代が立っている。北アルプスや八ヶ岳の山荘は、巨大化したりキレイに建てなおされている。蓼科の山荘はみな古く味があった。

がやがやとにぎやかだったが、大勢と言っても20人ぐらいの宿泊数。どこもそうですが、一人よりパーティーで来ている方が多い。

夕食でお隣になった方達は、南八ヶ岳から3泊して蓼科を縦走して下りるそうだ。年配者のパーティーなので超ゆっくりだそうです。それでも距離を考えたらすごいです。なんでも最初の日に一人男性が脱落したそうだ。男性は前日の夜にエアコンを付けっぱなしで寝て、寝冷えをして調子を崩したそうで、年配者の女性連中は「あんなことするからよ、寝冷えは当たり前」などと豪快に笑っていた。ガイド役の若者はそれを聞きながらニコニコ夕食をいただいていた。

山小屋は夕食,朝食つきで7500円あたり。

縞枯山荘は朝食の代わりにお弁当を作ってくれないので、7000円だった。

 

翌朝2:30にスタート。

真っ暗な中で寒くはないが足下に気をつけながら登る。ライトはLEDヘッドランプとハンドランプ。

最初のピークは横岳でまだ薄暗い中だった。

イラストはYATUトレッククラブさんから引用。

http://www.yatsu-trek.com/info_kitayoko.html 

坪庭も北横岳ヒュッテも真っ暗な中を通過。

蓼科山の登り口まで下る下るどこまで下る、といい加減飽きた頃に天祥寺平についた。

ようやく明るくなりかかってきたが、笹薮は朝露で濡れていて足が気持ち悪くなる。

笹薮は足元が見えないので危険な所じゃないけど、転びそうになることがあった。

蓼科山の登りは長いが、頂上直下の蓼科山荘も過ぎるともう少しだった。

雲海がキレイなのは朝6:00と早かったからで、一時間もするとガスがあがってきたり、快晴になってしまったり味がなくなる。

八ヶ岳主峰が良く遠望できました。

こちらは北アルプスの槍から穂高まで。

独立峰の御岳山。

最近は「ランシモ」じゃなく「ヤッホー」です。

後半につづく

 

コメント (2)
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