遺産相続の争いは、財産が多いから起こるわけじゃありません。
誰かが不平等だと納得しないと、骨肉の争いになります。
親戚関係が切れるぐらいならいいけど、兄弟が仲たがいして交流が無くなるのは悲しいこと。
じゃーん
いちばん優先権があるのが配偶者。
2番目が子供。
3番目が親や祖父母。
4番目が親の兄弟といとこ。
意外に祖父母たちの権利が強い感じがしました。
私は父が残してくれた財産と、それをはるかに超える借金(一般的にはとんでもないくらいの額)を相続しました。父の借金は銀行へ父名義の通帳から支払っていましたが、実際は父の通帳へ私が毎月の返済額を振り込んでいた。それでも、借金の名義をチェンジするまでに3年の歳月がかかった。誰が親父の借金を支払っていたか、3年も銀行は見続けていたのだ。
実際は兄でもなく私が払っていたのだが、それを証明するために実際に親父が亡くなって、借金の返済が滞りなく私が支払っていることを3年も見ていたということです。
私は父が亡くなってから伴侶の籍を入れました。ある年に、年金のことを社会福祉事務所に聞きに行きました。内縁の妻でも私が亡くなったら年金は支給されますと、、、ただし、内縁関係で長年同居していることを証明するのが難しいし、伴侶をなくした時にその手続きを素早くするのはもっと難しい。何から手を入れたらよいのかわからないまま、年月が経つと年金支給の権利を失ってしまう。法律上の夫婦だったら自動的に支給されるが、内縁の夫婦関係は、証明が必要なのです。夫婦間の年の差が大きければ、夫が亡くなった後に夫の年金が、妻が年金支給者になるまで支給されますが、差が大きければ大きいほど総支給額が大きくなります。
それで、私も支給年齢になる直前に夫婦の籍を作りました。結婚式はなしです。ただ夜間の区役所の守衛さんに届けただけです。守衛さんは気を利かせて「おめでとう」と言ってくれました。そういえば、、、おめでとうの言葉は、見ず知らずの守衛さんだけだったような、、、。はがきを友人に出したところ、いろいろご祝儀をいただきましたがねーーー。
ひとまず、安心です。