ランシモ

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成子天神の大祭なのに、、、

2016-09-24 10:42:13 | 日記・エッセイ・コラム

鎧神社のお祭りは終わって、今週は成子天神のお祭りです。

ところが、、、成子天神に立ち寄ったら、境内は真暗だった。(写真は明るく写っているけど)

何年も前から氏子さんたちのお祭りに境内を開放していないらしい。

詳細は地元じゃないので知りませんが、、、地域の開発でひと悶着あったという。

じゃーん

成子天神のお祭りだと思っていたが、、、境内は真暗で地域の人に、、、背を向けた感じかな。地元民じゃないので無責任にも言い切ってしまう。

昔の成子天神は都心にあってひなびていて、木々がうっそうとしていた。

ずいぶんと境内が整理されました。

門をくぐり左手にはお神楽が舞える立派な能舞台が作られました。建造物が立派になったのはいいけど、お祭りも境内で盛大にやってほしいなーーー。

天神様の居所がきれいになって、人が排斥されたと言うことかなーーー。

成子天神の氏子さんたちを排斥してどうしようというのか。

この天神さまは、いったいどこを向いているのかしら?

高層マンション建設に反対運動はつきものですが、境内を売却して高層マンションを建てたなんて前代見ものでしょうね。土地の売却にジャストタイミングだったんだろうが、、、。これが神社じゃなかったら反対はつきものだが、問題はさほどなかった。

成子天神には北参道があったけど、今は50年契約でお隣の高層ビル開発に貸しているという、定かじゃないですよ。売ったのか貸したのか、それがいくらかだったかは私は知りません。

北参道で神社から土地を借りて住んでいた友人は、立ち退きで近くに立派な一軒家を手に入れた。神社の土地を売ったにしろ貸したにしろ、相当なお金が動いたことでしょう。げすの勘繰りかもしれないが、何十億か何百億か、新宿の青梅街道に面している天神さまの一画ですからね。


富士塚の前にある四角い土地に分譲マンションが建っている。

この図は広大な開発の一画で、実際は図の上の方に高層ビル群が立ち並んでいます。エリア開発だからねー。

開発自体はいいことだと思う。地域の低層住宅が取り壊されて、高層ビルが建てられて、古くからの住民はいなくなったが、高層ビルにお勤めする人が激増しました。

古い成子天神は新にコンクリートで大きく立て直された。

あとは、、、住人たちに、どう親しまれる天神(神の居所)にするかと言うことでしょ。近隣住人をないがしろにする神(神社)って何なのかな?

以前、いつだったか忘れたが、成子天神のお神楽を見る機会があったが、通りすがりの方しか見物していなかった。ちょっと寒々としたお神楽だった。お神楽を演じているのはどこかの保存会の人と書いてあった、、、金に物を言わして、神社のふり、伝統を重んじているふりをしている感すら感じられます。

言いすぎかな~~~?

上のイラストは、ヴェルデコート新宿というマンションのホームページからいただきました。

http://www.mitsui-chintai.co.jp/resident/original/verde_court_nishishinjuku/

成子天神の位置は以下の地図がわかりやすい。これも同じ文献からいただきました。エリア開発の状況が一目でわかります。

図の赤い四角は神社本殿の場所だろ。その左下の四角がヴェルデコート新宿だ。まさに境内の一画を売り出したというわけ。

訂正:高いのを2棟建てたようだ。

新宿グランドタワーや新宿フロントタワーの大きな商業ビルができて、町がにぎやかになって地元民としては嬉しい。成子天神の北参道が、それら商業施設の前庭のようになって、美しく整備されたと思う。計画的に開発された大きなタウンになりました。

ただ、どれだけのお金が動いたのか、どれだけ古くからの地元氏子たちにご利益があったのか、、、全く不明です。成子天神のお祭りをなぜ境内でやらないのか、、、氏子さんたちを排して神社が存在しているのか、疑問だらけですね。

成子天神の歴史はいいけど、現在の成子天神のありかたには疑問を感じざるを得ない。神社庁はこれでいいと思っているのか?

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成子天神の町内のお祭りの神酒所は、青梅街道に面した新宿アイランドタワー前にありました。3年ぐらい前は成子天神参道横にテントを張っていたが、、、その使用までも神社が拒否したと言うことなの?

ずいぶん、複雑でねじれた感情が神社にあようだ。

獅子頭は大きくて立派なものです。

お神輿は真ん中のが出るのかな?

大きくて重たそうです。

お隣のうちの町内のお神輿は、、、実は中古です。住宅地で最近は外人さん(第三国人)が多くて、担ぎ手も少なくなってきた。

ここの町内は、新宿警察や新宿オークシテイ、新宿フロントタワー、新宿グランドタワー、新宿アイランドタワーなどが含まれるので、企業が多く若い担ぎ手には不足はありません。どこかの企業の部長さんが祭り好きで、部下を引き連れてお神輿を担ぎに来ていました。うちの町内とは、、、お大違いだーーー。

でも、部長命令でお神輿を担がされるなんて、うちみたいな零細企業だったら笑い話ですむが、上場企業となるとパワハラになるんじゃないかーーー。

部長の取り巻きが、部長が怪我しないように屈強の若者で取り囲んで、重量がかからないように担いでいたりしてね。

代々木の鳩の森神社の大祭では、高島屋やカタログハウス、小田急百貨店などが大挙して好き者をお祭りに派遣してくれます。しかも寄付が大きくてうらやましい限り。大きな企業の方たちは、自前の法被を持っていて、企業名が背中に書いてあった。町内の法被じゃなく自前の法被だった。

ここ成子天神の大祭では、企業の方も町内の方も同じ古くからの法被で揃えていた。若い人が多いけど、、、神輿担ぎはきついので時間がたってくると担ぎ手が減ってきました、、、いいのかなーーーそんな時に部長の掛け声をかけてほしかったよーーー。

うちの町内のお神輿の倍くらいの重さですから。うちの町内のお神輿は、まったくなかったものを、たぶん戦争で焼けたのか、地元の篤志家(大工さん)が全額出して町内に寄付してもらったもの。お金が少なかったのでお神輿の新調はできませんでした。そこで、探していると埼玉のほうで、お神輿が余って売りたい町会があると聞きつけて、町内の長老さんたちが買いに行ったという。だから、お神輿も太鼓も修理しながら使っています、、、小さな町会はつらいなー。

成子天神の、もう一つの町会は広々とした公園があるので盛大なお祭りになっています。青梅街道と小滝橋通りに挟まれた、新宿の繁華街が町内に含まれるので、飲み屋や居酒屋、小企業が多くて、うらやましいほどお祭りが盛況です。

祭りがはねた時間ですが、なにやら祭り後の熱気が漂っていていい感じでした。

皆さんの祭りで高揚した興奮が徐々に収まっていく、、、繁華街の道路に座り込んで酒を飲んだりしゃべりこんだり、、、まだにぎやかだった。

この町内の登りには成子天神じゃなく天満宮と書いてあった。

成子天神の本家本来は博多天満宮だろうから、天満宮と書くのは間違いじゃない。だけど成子天神を飛ばして、九州の天満宮を掲げているのは、成子天神を名乗りたくないからなのか?

複雑なものです。

祭りは庶民の中で生きているが、成子天神は立派になったが、形だけで存在しているのか?

なんだかミステリーですよー。 

神社は土地を売ったり貸して、建物を新築でき整備できたんだから、今回は頭を下げなきゃいけないのは、、、神社側だと思いますが、、、。

コメント
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