東京のの大久保の名所といえば、韓国人街があります。
大阪には鶴橋と言う古くからの韓国人街があって、大久保の韓国人街は戦前からあったわけじゃなく、新参者の街だと聞きました。
日本の景気が良かった1980年代の後半から、大久保の韓国人街が目につくようになってきた。
つまり、景気の良いところで、一旗揚げて儲けて帰国しようという人たちの街なんです。
ある程度かせいだら(そりゃ税金も払わないからぼろ儲け)凱旋帰国です。
お店は同じ同胞に売るそうです。
お店を売るにしても、繁盛してればお店の名義付きだから高くなります。
それで、同じ店名で営業していても、何人も代替わりしているお店があります。
お店の雰囲気やスタッフが変わったから、あれーと思ったらオーナーごとチェンジが普通です。
おそらく、稼ぎに稼いだら税務署に踏み込まれる前にとんずらと言うことなんでしょう。
「とんどこ」は初めて聞いた名前のお店です。
名前からして怪しさ満点でしょーーー。
じゃーん
お店は地下にあり、大通りに面したガラス扉にはロープの取っ手が結わえてあった。
恐ろしくいい加減で野蛮な入口だな~~~大久保らしいぞと期待が高まるところーーー。
韓国料理屋さんの入り口には、このような写真メニューを出してあるところがほとんどです。
外からメニューと価格がわかります。
「とんどこ」じゃ韓国食堂の名前らしくないが、大久保なんで堅いことなしと言うこと。「とんちゃん」っていうお店は大繁盛だからいいのかな。何でも韓国本国では豚の三枚肉のサムギョップサルは食べないらしい。日本で広まった韓国料理と言う話です。あちらは牛なんじゃないか?
日本のお通しに相当するのがミバッチャン。
キムチの盛り合わせみたいなものかな。
白菜キムチは、相棒が言うには、四谷の高級韓国料理屋さんのよりも、はるかに美味しいと、、、。
こんな安食堂のキムチは、各自お店の裏で大きなたらいやバケツでキムチを漬けています。
だから大量生産のキムチとはおのずと違う。
これはこれは、椎茸のナムルとは珍しい。
これも、珍味で美味しかった。
玉子とおからとゴーヤの和え物。
韓国のお通しにしてはちょっと珍しい。
これはよく見るもやしのナムル。
さてさて、ランチのメインは牛肉石焼きビビンバと牡蠣石焼きビビンバを注文。
じゃーん
牡蠣石焼きビビンバはお野菜が色とりどりだった。
緑はニラでしょ。
かき混ぜると、、、
お焦げがジュウジュウできて、実に美味しそうになった。
安い材料で、石焼きビビンバは超美味しいですねーーー。
牛肉のビビンバはかき混ぜると、すき焼きみたいになった。
材料がすき焼きみたいなものだから、日本人にはなじみの意味で、まずいわけがない。
すき焼きどんぶりですねー。
どんどこは、キレイなお店でも雰囲気があるわけでもないし、特徴もないけど、大久保基準ぐらいの美味しさはあります。
どんどこの一番出るメニューはサムギョップサルの水晶板焼きの食べ放題だそうです。
わざわざ大久保まで来て食べるほどのものじゃないけど、ちょっと変なお店に探検のつもりでのぞいてください。
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