倉庫にあった段ボールを開けたら、、、
40年以上前のファンシーボックスが出てきた。
ほこりを払ったらキレイになった。
私がプロになって間もない頃に、化粧品会社のお仕事をした時のもの。
歳月でボックスも色焼けしていましたが布で拭いたら意外に綺麗になった。
高名ファッション・カメラマンさんのリテイクの仕事が、駆け出しの私に仕事が回ってきたのです。当時、ファッション・カメラマンの方には破廉恥な自由人がいらしたのです。ポスターはいいけど商品撮りをその方に任しちゃいかんだろうーというくらい、とんでもない人だった。リテイクなど撮らないとのたまう大御所さんに困り果てた制作さんが私に泣きついてきたのだ。私は若かったのでありがたく撮らせてもらった、
ギャラは当時のお金で10万円だったが、有名メーカー(ミキモト)の化粧品を80万円分いただいた。段ボールで2つあった。
化粧品を男が持っていても仕方がないので、女友達に気前よく配ってしまった。
ほんのわずか、ファンシーボックスと化粧品が残っていたようです。
倉庫には何十年も開けたことのない段ボールがまだあります。
ケースから出しました。
新品ですが中身は変質しているかもしれない。
アルコールが入っているので腐っちゃいないだろう。
白い紙の上に置いたら、、、
まだまだ綺麗ですねー。
でも使うのは怖そうだ〜〜〜。
青年だった頃にタイムスリップしました。