台湾紀行2018、No6
たぶん、、、阿里山のいちばん素晴らしいところが神木の森じゃないか。
展望台へは行けなかったが、展望台からの見晴らしは、ある程度予測できます。
空が赤く染まったり、雲海がたなびいたり、状況は日々刻々と変わるでしょうが、おおよそは想像の範囲内。
神木の森は見たことのない巨木群だというので楽しみだった。
屋久島の杉の巨木は見たが、阿里山のはヒノキのようだ。
朝まだ暗いうちに神木駅に着いた。
徒歩で1時間はかからなかった。
森林鉄道をこんなところまで敷いた、過去の土木工事さんたちの熱意を感じます。
神々の森へ、どうしても鉄道を敷きたかったのだろう。
靖国神社、明治神宮などのご鳥居、神木(ゴシンボク)に使われたらしい。
日本統治時代のことです。
沼平で夜明かしして駅を出たら、あれだけ降っていた雨が小降りになっていた。
ここと展望台は250mの標高差があるので、たぶんあちらはまだ大雨だっただろう。
神木の森は、1歩足を踏み入れるだけで「これはただ事ではないぞ」と感じるくらいの森です。
それは屋久島以上に強い霊感だった。
屋久島は3000年以上の杉の切り株はあるが、、、ここ神木の森はそれほどの年数じゃないが、2000年ぐらいは経っている手つかずの木々があります。
切り株では、、、とんでもないぐらい太いものがあった、、、あれは5000年ぐらいじゃないか?
遠くの池に東屋があるけど、あれは切り株の上に立ってた。
夜明けなので薄暗くて、、、それが良かったのかもしれない。
雨上がりの神聖な森に、日の出とともに足を踏み入れた、、、て感激です。
大きな切り株の上に東屋が鎮座しています。
森の中は真っ暗だったが、、、。
これで1000年ぐらい。
うっそうとしています。
上が見えません。
幹と根っこしか見えない。
これで1500年ほど。
神木の森はよく整備されています。
屋久島のように島全体というわけじゃないから、歩いて回れるくらいです。
屋久島では明治時代から大正、昭和の初期には、本当の巨木があって切り出したそうで、、、どれだけ大きな巨木を切り倒したかと、競争のようになっていた、、、。
今では、何千年も生きてきた木を切って、人類の汚点だと反省している。
そりゃ神への冒涜です!
生きとし生けるものに対して、人類の冒涜でしょう。
四方に伸びる枝の奔放なこと、、、すばらしい。
夜が明けてきました。
早朝の人が来ないときだから、よりいっそう神聖な感じがします。
これで、日中になって、中国本土の観光客と一緒になったら、、、目も当てられないかも、、、。
うるさいし、圧迫感があるし、、、偏見があるにしても、、、敬遠しますだーーー。
どうやら雨も上がって、雲間が分かれてきた。
神木の森は、阿里山に行ったら、ぜひ歩くことを進めます。
要所要所に村営の電気バスが巡回しています。
2018年1月 ⑤阿里山森林鉄道に乗り祝山へ向かう
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/493259cf567fd8b5d71043958fb6dcfd
2018年1月 ④奮起湖の阿里山森林鉄道、阿里山へバスで行く
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b476fa15c132c89bc441df33946cb51c
2018年1月 ③嘉義から阿里山森林鉄道にのる、奮起湖まで
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6207696744ab454f2378baca5430e3c4
2018年1月 ②彰化の扇形車庫を見に行く
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e16d0160442d86fb1dfa095f72c8158f
2018年1月 ①嘉義へ黒落花生を買い出しに
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ef25be279d48a635f9c2a23fd841e1dc
2018年1月 ⓪台湾人は敬老精神
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/318c87962bd42f1ba3f81f9b4192cbda
2017年1月 台湾新幹線(高鉄)に乗って台南へ行く
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ce98ba4d368c8919b895656daa0ce693
2016年1月 台鉄に乗って九份へ行く
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eb9458ad6d0fef0a907e5b3c41b68d45
2016年1月 平渓線で瑞芳から菁桐往復ローカル線の旅
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/035614ba761bf9fc5ac8f58b6d22e38f
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます