早稲田松竹でフェデリコ・フェリーニの代表作の2本立てときちゃ、見ないわけにはいきません!
日曜日だというのに朝早くから映画館へ。いろいろ割引があるので2人で2000円と格安でした。
館内はガラガラでしたが、2本見終わった頃に、灯りがつき明るくなったらギッシリ観客でいっぱい。うーん、こういう名画を観る人が大勢いてうれしい。
「道」は貧困のすえ見世物に売られていく事があった時代の話。ニーノロータで有名な曲ジェルソミーナが全編に流れ物悲しい。詳細はこちらを読んでください。
「カビリアの夜」は売春婦カビリアが幸福になりたいと思い続ける物語です。ところが現実に出会うのがヒモ男やペテン師ばかりというのが悲しいとこ。しかし底辺で生きる人たちの強いこと、ヒッキーやニートに観てもらいたいなー。詳細はこちらへ。
実際、今でも世界の大多数では、生活はリッチでバブリーじゃないのです。
今日のランニングはお休み。
ニーノ・ロータの音楽がこれまた素晴らしい。ラスト、海岸で慟哭するザンパノの悲しみに胸をうたれました。
「カビリアの夜」についてはあまり覚えていないのですが、ジュリエッタ・マシーナは天才です。
2本立てだもの、見てください。
道もいいけど、カビリアの夜は面白おかしく辛くたくましい人々を描いています。フェリーにをさらに見直した映画です。
ジュリエッタ・マシーナ抜きでこれらの映画はできなかったでしょう~~~ね。
言葉は少ないのは無声映画時代の名残か~~~。微妙な心の動きを表情だけで演技できる天才だと思います。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
「カビリアの夜」の昔の広告もとりあげました。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611