2020台湾紀行11朗舎、台中のホテル(PETRICHOR)
私たちの旅はホテル選びからして吟味しています。
立派で大きくてこれ見よがしなホテルとは縁がありません。
個性的でおしゃれで何か見所のあるホテルを選んでいます。
台湾旅行も6回目になると、ますますチョイスが厳しくなります。
今回の台中でのお宿は、旧市街地にあったビルをリノベーションした朗舎(PETRICHOR HOTEL)です。
ホテルはにぎにぎした駅から近い商店街の中。
こじんまりしたホテルです。
エントランスからしてわかりにくいでしょ。
なんだろう、この現代アートはって感じかな。
これがエントランス。
ツノが生えた水牛さんがお出迎えです。
台湾は概してアートが強いが、現代アートの殿堂が台中なんです!
面白くも何ともない日本のビジネスホテルと比べると、、、おぉって感じになります。
日本の建築物はビジネス・ビルに代表される素うどんみたいにシンプルなものが多い。
公共施設になると、急にアートが半分ぐらい入った新築になる。
台湾の建築物は、古い建物を現代風にリノベーションしたものが、、、実に生き生きと使われている。
新築するよりもリノベーションの方が手間がかかると思うが、歴史を建築物に付加するので意味合いがずっと深くなる。
その方が価値があるじゃないか、、、という考えなのだな。
私はその考えに賛成です。
なんでも壊して新築するのは、中国共産党国家の建築と同じでしょう。
上海はバブリーですごいけど、歴史的な価値はこれから付加していかなきゃいけない。
ただ、あれくらいバブリーだと時代の価値は生まれてくるとは思います。
現代アートしているでしょう!
自転車もオブジェでしょうーーー。
何しろ巨大自転車メーカーのジャイアントのお膝元ですから。
だけど、、、なんで木のクリップなんだ〜〜〜。
昔ありましたネーーー。
とまあー見ていると、乗りたくなります。
さてさて、部屋に入ります。
ベッドから流しとシャワールーム、トイレ方向を見ました。
バスはカウンターのすぐ後ろにありますが見えません。
バスとシャワーは別になっている。
ここからシャワールームが見えますが、カウンターの上にロールカーテンがかかっていて下ろせば目隠しできます。
左がバス、洗面とベットが並んでいます。
間にロールカーテンがあるだけ。
ユニークでおしゃれなつくりです。
台湾は部屋のつくりが既製品という概念がないのか、各々が工夫を凝らした作りで、見ていて飽きない。
こんなレイアウトがありか〜〜〜なんていうのがザラにあります。
独創性で日本は負けていると思うよ。
こんなことを言うと、日本は優れていて他国より進んでいると反論されることが多いけど。
停滞の30年で後発国だと思っていた国々に、どんどん追い抜かれています。
なにがって、、、意識がですよ〜〜〜!
バスルームという概念じゃない。
バスでお湯をびしゃびしゃやればカウンターに飛び散るだろうが、多分体を洗うのはシャワールームでということのよう。
水やお湯はわずかな段差で防いでいます。
そのわずかな段差がかっこいい!
プロの意識をバリバリ感じますねーーー。
流しは深くて使いやすかった。
ピンポイントの照明がかっこいい。
枕元にはコンセントがいくつかあり助かります。
朗舎(PETRICHOR)
旧市街地にあって駅近、市場近で面白い。ホームページを見ると各部屋のインテリアが違う。斬新なデザインばかりです。それを見るのも旅の楽しみです。現代アートを感じたかったら、お勧めします。
台中市中區市府路66號
電話 04−37062680
https://www.petrichorhotels.com
台中駅からは10分ぐらいか。
途中に宮原眼科はあるし第二市場、市庁舎も近くて便利です。
2018年に台中で泊まったホテル藍天飯店1969(ブルースカイホテル)も超ユニークで超デザイン。なにしろ宮原眼科を作られた方が作ったホテルといえばわかるだろう。
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2236a4002mo81321104c912b7524990b
ホテル藍天飯店1969も朗舎(PETRICHOR)もお勧めします!
面白いことに両ホテルは同じ通りで、すぐ近くです。
台中国家歌劇院は日本人建築家の設計による巨大オブジェ・ホール
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/79b098cd33079bcba05a27972598d350
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