私は今年から野良仕事一年生です。
貸し農地が気になりだしてからだいぶ経つけど、きっかけはランニングの途中で発見した立て看板。
「市民農園の募集」でした。
昨日、トレイルランニングから帰り道に高麗駅の途中でパンフレットを頂いた。「朝採れファーム高麗」の案内だった。高麗駅のすぐ近くに直売場ができたという。トレランの帰りなので寄れなかったが、帰宅してから調べたら、直売場だけじゃなく貸し農園や農家直接の宅配便を企画していた。新しい農業形態だし流通を模索している。
そういえば昨年、この近くの日和田山に登ったあと、農産物の直売場によって帰りました。直売場といっても巨大だったが、いまいち鮮度が悪かったのが印象だった。
つまり、がっかりしたということ。安いけど品が悪かった。
このパンフレットの場所は違って、最近できたようです。しかも既存の農協経由ではない。やる気のある農業人と日本の農産物の流通に疑問を抱いている方たちのチャレンジに期待します。
地域の農協資本の直売場は、うまく回転しているところもあるけど、この近くの直売場のように、しなびた農産物を売って平気なところもある。直売場が作られた背景や地域の方々の意識の問題なのだろう。あと、直売場が成り立たないエリアだってあろうかと想像できます。ただ、松本豊科の「ほりがねの里」のように周りは田んぼばかりだけど、遠くからもファンがいて買いに来る直売場だってあります。私も豊科近くを通るときは必ず寄り道します。それは、売っている農産物の品質が良く適切な値段だし、期待をいつも裏切らなかったからです。
しかしながら直売場といっても、品が悪く二度と行きたくないところだってありました。その差は大きい!!!
高麗の朝採れファームは今年の4月に出来たばかりのようで、私は期待していますが、いつ行けるかな~~~。
その会社は新宿に本社があった。資本金も6100万円と大きい。
立川近くで「高橋がなり」さんが「国立ファーム」を立ち上げたが苦戦しているらしい。高橋がなりさんはビデオ界の風雲児みたいな方で、AVで一躍有名人になり、彼の会社SODは業界トップにまでなったが、その会社を人に売って、何を想ったか農業会社「国立ファーム」を立ち上げた。日本の将来に彼なりのプレゼンスをしたのだろう。
新しい農業のありかたが、その頃から国内に出てきた。
農産物を農協を通して規格品を売っていく、国外から安く生産された農産物を大量仕入れ大量販売というシステムに疑問を呈している。食料の2極化の始まりなのだろう。農薬とF1栽培の規格農産物と、顔の見える農産物の2極化だ。
持てるものは良いものを食べ、持たざるものは怪しげなものを食べる、、、言いすぎかもしれないが、そのようになっていく。
農協は農機具や、飼料、農薬、肥料などを農家に販売して、作物を流通させる。その伝ではおかしなところがないけど、農協自体が銀行化して負債を山ほど抱えている。、農産物の規格化は生産や出荷に負担がかかり規格外というだけでロスが出る。消費者の意識がマスコミに影響されすぎていて生産物の規格化を後押ししている面が大いにある。
もっとも規格化を一番プッシュしているのは流通(商社と大規模商店)じゃないかと私は見ています。
新型アグリファームは多品種、減農薬、規格化の反対を行くわけだ。
こんなアグリファームが数多くできることを私は望みます!
朝採れファーム高麗郷
http://www.asadore-farm.com/
株式会社アグリメディア
http://agrimedia.jp/data/
国立ファーム(高橋ガナリの会社)
http://www.kf831.com/corporate/message/
伊賀の里モクモク手作りファーム
http://www.moku-moku.com/
2013年5月07日 京都帰りに「伊賀の里モクモク」を発見
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130507
2013年6月21日 農業本のあれこれ、発行元が違うとポイントが違う
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130621