ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

太夫

2006年10月03日 | Weblog
今までずっとこの漢字を「タイユウ」と読んでいた。
あるいは「ダイユウ」。
となると、以前取り上げた「山椒太夫」も、正式には
というか、本当は「サンショウダユウ」だったのか。
これも当然のことながら「サンショウダイユウ」と、
ずっと思っていたのだ。
ああ、恥ずかしい。

こういった普通の(あまり使わないから普通と言えな
いかもしれないが)漢字の読みを、全く違うように記
憶していて思わぬところで恥をかく、ここは、よくあ
ることと処理して、正確な知識が一つ増えたとポジティ
ヴに考えることにしよう。
因みに「山椒太夫」はサンショウダユウ或いはサンセ
ウタイフと読むらしい。

漢字の場合、読みは読みでいろいろあるが、書きもま
た更にいろいろある。
例えば、ゆううつの「うつ」という漢字が書けるか、
となった場合、すらっと書ける人は少ないと思う。
「私は書けるが」。
この場合、言った人間はいくらか自慢が入る。
殆どの人が書けない中、書けると言えば、周りは思わ
ず「へえ、すごい」といった反応をする。
それを前提にした発言、それがこの場合の「書ける」
なのだ、が。

書けないより書けたほうが良いのは間違いないが、本
当は、こんな難しい漢字を書けるかどうかより、もっ
と普通の漢字を正確に書けるかのほうが大事(「うつ」
なんて漢字書くケースもないし、本当、見せる以外に
何があると言うのか)。
簡単な漢字で、点があったのか無かったのか、棒はこ
の数でよかったのか、最近しばしばそういう状況に追
い込まれる。
どう考えても、こちらの方が重要だ。
しかし、私の場合、間違いなく増えてるんですね、こ
れが。

追記
漢字ではないが、また記憶違いが発覚。
「ショートカッツ」の時、同じアルトマンの映画を引
き合いに出したのだが、「プレイヤーズ」ではなく「
ザ.プレイヤー」が正解だった。
ったく、もう。
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