U35が何かというと、アンダー35、つまり35歳
以下の人のこと。
最近、ちょくちょく蕎麦屋の主人との間で話題になる。
どういうことかというと、この年齢を境に、味覚がが
らっと変わってしまったのではないかと。
彼らの好む味には、理解に苦しむようなものが多いの
だ。
考えられる大きな原因は、コンビニ。
ちょうどU35あたりから、子供のときからどっぷり
コンビニに浸かっているのだ。
つまり、味覚形成に重要な時期、コンビニの味によっ
て味覚が出来上がってしまった世代、それがU35で
ある、と結論付けたのだ。
その味付けの特徴は、一言でいって「濃い」だ。
塩味、旨味調味料、砂糖、全てが多い。
特に、スナック菓子が一番顕著。
しかも、子供が一番好きときている。
こんなものに慣れたら、素材の味を判別できる味覚な
ど形成されるわけが無い。
そうやって考えると、今の野菜の味に個性がなくなっ
てきている現実も理解できる。
今は、素材の味は甘みだけだ。
決して風味ではないのだ。
ラーメン全盛もそれと無縁ではない。
それらを支持している中心は、やはりU35だ。
いまだ嘗て、ラーメンのスープを全部飲み干したこと
が無い自分からすると、美味しそうに飲める人が信じ
られない。
どうやったら、あの「濃い」スープを飲めるのだろう。
しかも、長時間ぐつぐつ煮てあらゆるものが溶け込ん
だ、「濃厚そうだがさっぱり」と言われる臭いスープ、
完全にお手上げだ。
そもそも、ラーメンが美味しいものの上位にくること
からして信じられないのだ。
昔は、少なくとも良い大人はラーメンが好きなものの
上位に来ることは無かった。
都会だと、それでもいろんなレベルの人間がいるから
ひどいものばかりではないが、田舎だとそうはいかな
い。
ローカルの食べ物ブログなどたまに見ると、情けなく
なる。
書いている中心は、やはりU35辺りだと思われる。
個人的に、これはひどいだろうというレベルの店が、
はじからお勧めの店として登場する。
そして、そういうブログがかなりの人気という事実。
腹が立つほどだが、主流はすでにそちらにあるのだ。
そこで感じるのは無力感。
そして、蕎麦屋の主人と二人で、唯唯ため息をつく、
のである。
以下の人のこと。
最近、ちょくちょく蕎麦屋の主人との間で話題になる。
どういうことかというと、この年齢を境に、味覚がが
らっと変わってしまったのではないかと。
彼らの好む味には、理解に苦しむようなものが多いの
だ。
考えられる大きな原因は、コンビニ。
ちょうどU35あたりから、子供のときからどっぷり
コンビニに浸かっているのだ。
つまり、味覚形成に重要な時期、コンビニの味によっ
て味覚が出来上がってしまった世代、それがU35で
ある、と結論付けたのだ。
その味付けの特徴は、一言でいって「濃い」だ。
塩味、旨味調味料、砂糖、全てが多い。
特に、スナック菓子が一番顕著。
しかも、子供が一番好きときている。
こんなものに慣れたら、素材の味を判別できる味覚な
ど形成されるわけが無い。
そうやって考えると、今の野菜の味に個性がなくなっ
てきている現実も理解できる。
今は、素材の味は甘みだけだ。
決して風味ではないのだ。
ラーメン全盛もそれと無縁ではない。
それらを支持している中心は、やはりU35だ。
いまだ嘗て、ラーメンのスープを全部飲み干したこと
が無い自分からすると、美味しそうに飲める人が信じ
られない。
どうやったら、あの「濃い」スープを飲めるのだろう。
しかも、長時間ぐつぐつ煮てあらゆるものが溶け込ん
だ、「濃厚そうだがさっぱり」と言われる臭いスープ、
完全にお手上げだ。
そもそも、ラーメンが美味しいものの上位にくること
からして信じられないのだ。
昔は、少なくとも良い大人はラーメンが好きなものの
上位に来ることは無かった。
都会だと、それでもいろんなレベルの人間がいるから
ひどいものばかりではないが、田舎だとそうはいかな
い。
ローカルの食べ物ブログなどたまに見ると、情けなく
なる。
書いている中心は、やはりU35辺りだと思われる。
個人的に、これはひどいだろうというレベルの店が、
はじからお勧めの店として登場する。
そして、そういうブログがかなりの人気という事実。
腹が立つほどだが、主流はすでにそちらにあるのだ。
そこで感じるのは無力感。
そして、蕎麦屋の主人と二人で、唯唯ため息をつく、
のである。