ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

フランス観光

2013年12月10日 | Weblog

 

この時期、フランスのモンサンミシェルに来る観光客の8割は日本人と昨日のテレビで言っていた。本当にそこまで多いか、ちゃんと調査したのか、というのは置いといて、日本人が多いという事実は確かにそうなのだろう。

一般的に日本人は、ああいったちょっと神秘的、メルヘン的なイメージのあるものは好きだ。他ではコートダジュールの鷲巣村とか、マチュピチュあたりがこれに当たりそうだ。単純に、宮崎アニメにでてきそうなものと言った方が分かり易いのだが、これは宮崎アニメが日本人の好きそうなものを上手く掬い上げてるといった方がいいのだろう。

そんな人気観光地を多く持っているフランスは、国別対応マニュアルなるものを作った。これに関しては、すでにフランス在住者のブログで知っていた。日本人に対するものの一つに、その場で文句は言わないが後で色々言うというのがあった。帰ってきて、ブログで散々フランスの文句を言うというのはその分かり易い例だろう。他の国と較べると大人しく礼儀正しいというのはあるが、実は、一番難しい客が日本人である。だから、日本人を満足させるというのが一つの指針となる、というのが番組の趣旨であったが、ここでまた疑問が。本当にそこまで日本人を意識してるのか、今は一番の客である中国人からいかにお金を使わせるかが一番の関心ごとではないのか、と思うのだが...。

どちらにしろ個人的には、モンサンミシェルなどの観光地化されたところにはあまり興味はない。そんなところに行くより、フランスだったら、無名の普通の村、町にぶらっと行く、という方が遥かに興味をそそられる。

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