昨日は、T君のところでルロワのボージョレを開けるという事で、それ用のおつまみを「クチーナにし村」から調達してきた。丁度クリスマス用に販売してたのをそれに当てたのだ。流石に、スーパーで売ってるのとは根本的に違い美味いのだが、早めに来たゲロメッティYが、放っとくと全部食べてしまいそうなで勢いなので、T君用に取っとかないととYの制御に忙しかった。大酒のみかつ大食漢なので、おつまみを摘みながらゆっくりワインを飲むと言うことが出来ないのだ。そのくせ、江戸の粋な飲み方とか、蕎麦屋の味わい方などは語りたがる。全ては、本にあることの受け売りなのだが、そんな本で勉強している限り粋の世界に到達することは出来ないということだけははっきりしている。重要なのは精神の洗練であろう。
で、何とかT君にY用にお腹に溜まるものを出してもらって、無事オードブルの方は他の人たちにも行き渡たることとなった。本気で、近くのラーメン屋でラーメンでも食べて来いと言ったほどだった。そう言えばYは赤ワインを持参してきた。西友で買った普段愛飲しているモンテプルチアーノだ。これがまた安くて580円とかなんとか。そんな安ワイン持って来るか、と思うが、当人は気を利かしたつもりのようだった。個人的には料理に回すようなワインであった。ルロワの方は、バランスの取れた普通に飲めるボージョレであった。