山のてっぺんにあるこの広場、過去一度来たことがあり、その時偶然キバネツノトンボが多く発生している場所であることを発見。それから数年再び訪れると、やはりそこはキバネツノトンボ天国であった。二三十匹かもっと多くのキバネツノトンボが飛んでいた。トンボと名が付いているがウスバカゲロウの仲間で、数は多くない。実際ここ以外では見たことがなかった。気がかりは写真に写っている木、桜。環境的には日当たりのよい草原がベストなのだが、直ぐにこういう一般受けの良い桜を植えて人を呼ぼうとする(ここは市が管理)。自然の貴重な生態系を保とうという発想はないから、唯の草原としか映っていないのだろう。確かに、貴重なキバネツノトンボの生息地と言っても人は来ないとは思うが。