ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【鑑】舘野泉 トーク&ピアノリサイタル

2006年09月20日 19時18分16秒 | 鑑賞記録
左手のピアニスト ~生きる喜びと心に響く感動~
舘野泉 トーク&ピアノリサイタル
~21世紀をひらく胆振の教育にロマンを求めて~
2006.9.19(火) 18:30開演, 室蘭市文化センター 大ホール, 入場無料(整理券)

バッハ ― ブラームス : シャコンヌ ニ短調 BWV1004
スクリャービン : 前奏曲と夜想曲
吉松隆 : 四つの小さな夢の歌(三手連弾/共演:平原あゆみ)
吉松隆 : タピオラ幻影 Op.92(舘野泉に捧げる)
 光のヴィネット~森のジーグ~水のパヴァーヌ~鳥たちのコンマ~風のトッカータ
アンコール シュールホフ : ピアノ左手のための第3組曲より第2曲『アリア』

・テレビ等で紹介されているのでご存知の方も多いと思います。もともと有名なピアニストでしたが2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となった後は、左手のみで演奏を行っているそうです。
・演奏会の構成は、インタビュー形式のトーク30分間のあと演奏1時間、休憩なし。
・「右半身不随」とのことで、どの程度の障害なのかと思いましたが、杖なしで歩けて、言葉も明瞭、右手はマイクを握ったり譜めくりする程度は動き、ペダルも右足を使っていました。トークによると現在も回復途中で、来年あたりには簡単な曲なら右手も使えるのではないか、とのことです。おそらく通常では考えられないような回復具合なんでしょうねぇ。音楽にかける執念!?
・トーク:舘野氏の半生を振り返り、室蘭についての思い出、フィンランドについて、倒れてからのこと、などについて。舘野氏の母親が昔室蘭にいたということで、かなり室蘭にゆかりのある方なんですね。知りませんでした。その母親が住んでいたのが、会場のすぐ近くの、今では『斉藤外科』となっている場所だそうです。びっくり。 
・シャコンヌ:バイオリンのための有名曲をブラームスが左手用に編曲したもの。 これ感動しました。もう泣きそう。さすがにテクニック的な部分はアレですが、そんなものは帳消しにする表現、音色。
・三手連弾:この曲にくるまで、「ここのピアノってこんなにいい音したっけ~?」とその音色が不思議でした。腕のいいおかかえ調律師でも同行してるのかな…とも考えましたが、連弾になってピアノのせいではないことが判明。共演したのは将来有望で優秀な方らしいのですが。。。音色がものすごく硬質。頭痛しそうなくらい。
・吉松隆:無調・不協和音いっぱいなバリバリの現代音楽だったらどうしようかと心配でしたが、そんなこともなく、耳になじみやすい、かわいらしい楽曲でした。
・客数約1400名[目測]:ほぼ満席。ポスターなどの宣伝を全く見かけなかったので、大丈夫か?人はいるのか?という感じでしたが。教育委員会主催の事業ということで、学校経由で宣伝していたようです。
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【鑑】Luna piena 魅惑のクラリネット 珠玉のソプラノ

2006年09月11日 18時02分26秒 | 鑑賞記録
Luna piena 魅惑のクラリネット 珠玉のソプラノ
畠山洋子・水谷若菜デュオリサイタル
Piano 中岡太志 星野理沙
2006.9.10(土) 15:00開演, 苫小牧文化会館, 入場料 大人1500円

 Sop.&Cl.
成田為三 浜辺の歌
本居長世 七つの子
ビゼー 小さな木の実
山田耕筰 この道
 Sop.
カプア オーソレミオ
プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より 私の大好きなお父さん
イギリス民謡 アメイジング・グレース
 Cl.
スコット アニーローリー
ロジャース 私のお気に入り
カーペンターズ 青春の輝き
ミヨー 『ムカラムーシュ』より III.ブラジレイラ
   INTERRUZIONE(休憩)
 Sop.&Cl.
シューベルト 岩の上の羊飼い
 Cl.
フランセ 主題と変奏
 Sop.
ヴェルディ 歌劇『運命の力』より 神よ、平和を与えたまえ
プッチーニ 歌劇『蝶々婦人』より ある晴れた日に
プッチーニ 歌劇『トスカ』より 歌に生き、愛に生き
アンコール グノー編 アヴェ・マリア

・苫小牧オケの10月の定演で共演するソプラノさんと、過去コンチェルトで共演したこともある苫オケ団員のクラリネットさんのデュオ、加えて伴奏ピアノさんも過去コンチェルトで共演し、苫オケではバイオリンを弾いてる方です。というわけで、当日あった苫オケの特別練習はこの演奏会にあわせて14:30と早い時間で終わりました。
・歌とクラリネットという、あまり見ないとりあわせですが、クラリネットの音色が歌を邪魔せずうまくとけてイイ感じですね。
・歌:すごく上手なのですが、びっくりするほど響かなかったです。全然音が飛ばない。会場の特性か、座った位置が悪かったか。最後の3曲はものすごい選曲だなぁ。。。
・特別ゲスト的男性ピアニスト:うまかった。
・客数約350名[目測]:けっこう入った。 当日雨が降ったりで外は涼しかったが、会場内は蒸し暑かった。
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【鑑】第2回 みんなで作る♪楽しいオーケストラコンサート ゲネプロ

2006年08月14日 18時00分18秒 | 鑑賞記録
(財)北海道文化財団共催事業
響け!道民パワー 第2回 みんなで作る♪楽しいオーケストラコンサート ゲネプロ
道民・オーケストラワークショップ
2006.8.13(日)13:00-16:00, ちえりあホール(札幌市生涯学習センター), 入場無料(ゲネプロ)
指揮 末廣誠

リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
 ヴァイオリンソロ:井上澄子
宮城道雄〈没後50年〉 「春の海」 編曲:南聡
 箏:佐薙岡豊、フルート:蠣崎路子、ハープ:鈴木貴奈
モーツァルト〈生誕250年〉 ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調K.449
 ピアノ:干野宜大
ヨハン・シュトラウス 山賊のギャロップ
ヨーゼフ・シュトラウス 憂いもなく(ポルカ)、うわごと(ワルツ)
アンコール (シュトラウスのポルカっぽいが、曲名わからず)

・都合により、本番は聴かずに公開ゲネプロのみ聴きました。
・ハイメス(NPO法人北海道国際音楽交流協会)主導の、札響+フリー(プロ)+アマ奏者を集めて演奏会をしよう、との企画。メンバー募集のときから内輪で話題にのぼっていましたが、『テープ審査あり』の大きな壁が!!まわりで参加するという人を聞いたことがないので、一体どんなメンバーが集まるのか!?と興味津々で見に行きました。ふたを開けると、おお~・・・ナルホドー・・・こういうメンバーか・・・知ってる人が弦10人くらい、管・打はほとんど知らない人でした。プログラムによると、札響(OB含む)が弦各1名と管に5名ほど、あちこちのトラでお見かけする某音楽教室系の先生などのフリー奏者、それに札幌のアマオケ(道響、札フィル、札幌市民オケ他)メンバー、教育大や大谷の学生さん等々、かなり多彩な顔ぶれでした。ヴァイオリンの女性率が異常に高かった(20/22)です。
・シェエラザード:ゲネプロ曲順はプログラム順。途中から入ったので4楽章しか聴けず。VnSoloもっと聴きたかった。
・春の海:今年は『宮城イヤー』だったのかー!!
・モツpコン:ピアノの方は北海道出身だそうですが、全然知らない方でした(失礼!無知でスイマセン)。とても上手だと思いました。
・シュトラウス:末廣先生より、模型のライフルを打つパーカッションへ指示が。「もっと演技して!」「ほふく前進してもいいよー!」
・春の海とモツpコンは選抜メンバー(プロ)により演奏。アマ参加はシェエラザードとシュトラウスのみ。
・客席で聴いてて『アレ??』という部分もとくに捕まえることなく、流しちゃってました。返しはどうしてもヤバイ部分の必要最低限のみ。
・ちえりあホールは音響的にあまりいい印象なかったのですが、今回ちょっと見直しました。意外といいかも。
・客数???:客席にパラパラと人はいましたが、全員関係者のような雰囲気で、純粋に見学にきた人はいないようでした。リハーサルにも興味を持つ音楽ファンも結構いるのかと思っていましたが、そうでもないようです。
・次回は参加したいか?と聞かれると、、、ビミョーです。。。
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【鑑】音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート

2006年08月10日 19時27分21秒 | 鑑賞記録
育てたい、子どもたちのやさしい心
音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート
2006.8.9(水)16:00開演, 室蘭市文化センター・大ホール, 入場無料(抽選)
指揮 飯森範親, ナレーション 遠藤守哉, 演奏 札幌交響楽団、室蘭ジュニアオーケストラ

I. オーケストラ演奏
・作曲:ウィリアムズ 『映画「スター・ウォーズ」のテーマ』
II. 君もマエストロ
・作曲:ビゼー 『歌劇「カルメン」より前奏曲』
III. リクエストコーナー
第5位 ヨハン・シュトラウス 美しく青きドナウ
第4位 モーツァルト 『フィガロの結婚』序曲
第3位 ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
第2位 ブラームス ハンガリー舞曲第5番
第1位 久石譲 映画『魔女の宅急便』より『海の見える街』
IV.オリジナル音楽絵本(ナレーション:遠藤守哉)
・原作:佐野洋子 作曲:三宅一徳・森本レオ・P.エヴァンス 編曲:三宅一徳 『100万回生きたねこ』
V.オーケストラ演奏(室蘭ジュニアオーケストラ共演)
・作曲:シベリウス 『交響詩「フィンランディア」』
・作曲:エルガー 『行進曲「威風堂々」第1番』
アンコール1.故郷(ボレロの主題による)
アンコール2.ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲

・平日4時開演という半端な時間のため、昼から仕事の休みをとってリハーサルからずっと聴かせてもらいました。楽屋口では臨時に設置した掲示板に、札響の連絡・シフト表・時間割などが貼ってあって、「プロはこんな風にやってるのかぁ・・・」と興味津々でしばらくながめていました。プロオケの演奏会の「公開リハーサル」というのはよくありますが、普段のリハーサルを見たのは初めてかもしれません。
・さて、いよいよジュニアオケとの合同リハ開始。冒頭、指揮者の先生より、
「ジュニアオーケストラの皆さん!こんにちはー!!」

「・・・・・・(シーン・・・)」
・・・マイッタ。客席でヘコみました。まずは挨拶の練習からやり直しだ。。。
フォローしておくと、子どもの話によるとステージ上の緊張感というか、プロのおにーさん、おねーさんたちが醸し出す圧迫感にかなりビビってたらしいです。そりゃぁそーだろうなぁー。
・スターウオーズ:音の密度が薄く、遠くで鳴っている感じで迫力に欠ける。会場のせいだと思われます。
・君もマエストロ:指揮者のお手本に続いて、会場より指揮者を三名選出。小学生の男女と若者(男)各一名。前触れなく振り下ろされる子どもの棒に対する反応の速さが、やっぱりプロです。
・リクエストコーナー:疑惑のランキング。会場アンケート・インターネットほかで集計したそうですが、1位が『宅急便』ですか、そうですか。司会進行の指揮者も苦笑い。2~5位は冒頭部分のみ。1位はフル演奏。
・100万回生きたねこ:ナレーターによる朗読と、スクリーンに絵本そのままの絵をプロジェクターで写し[写真]、各ページ毎に曲がついたもの。約20分程度。クロネココンサート用に作曲したものと思われます。作曲者も会場入り。『トトロ組曲』(by久石譲)を彷彿とさせ、どこかで聴いたメロディーのパッチワーク的な曲です。この絵本を本屋で立ち読みしたときは、その場で泣きそうになったものでしたが、、、今回は泣けなかったです。
・フィンランディア:コンマスは大平さん、その後ろ客席側一列が子どもたち。右手の動きが全然違います。ネバりというか弓の吸い付き加減というか。並んで弾くとその違いがものすごーくよくわかります。管も音程悪いとものすごーく浮きますね。札響の皆様にはご迷惑だったでしょうが、『プロに子どもが混じるとどうなるか』という、なかなか貴重なものを見させていただきました。
・威風堂々:テンポが速く、子どもたちは遅れ気味。リハ時に注意された、最終音を出す前の"タメ"をハミ出ることなくよくできました >子どもたち 。
・故郷:会場の皆様ご一緒に、という企画。冒頭と終わりがスターウォーズばりで、歌部分がボレロをベースにした、なんとも言えない味わいのある編曲です。楽譜欲しい。
・ラデツキー:10小節スネア序奏つきバージョン。その間のTpシートチェンジはスムーズにいきました。
・合同演奏に参加した子どもは、弦が約10名に管が約5名。おそらくこの先、一生できない貴重な体験でしょう。こころよく受け入れてくださった札響様には感謝感謝です。 ・・・ぁぁぁ~オレものりたかった・・・orz
・わが子の雄姿を収めようと、父兄がビデオ撮影の準備を張りきってしていたところ、主催者側よりNGが。当たり前といえば当たり前ですが、そこを何とか。何らかの対処を考えていただきたいところです。
・客数約700名[目測]:埋まったのは会場の6~7割。明らかに宣伝不足。余った席がもったいない。夏休みの子どもをターゲットにした時間設定だったようですが、その割には子どもの数はそれほど多くなかった。客のノリがイマイチで、演者にちょっと申し訳ない気分。
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【鑑】室蘭工業大学 ピアノコンサート

2006年06月23日 21時07分09秒 | 鑑賞記録
室蘭工業大学 ピアノコンサート
2006.6.23(金)16:00開演, 室蘭工業大学大学会館 多目的ホール, 入場無料

第一部  神野留美子
ショパン マズルカ Op.7-1
ショパン ワルツ イ短調 遺作
ショパン ワルツ Op.64-2
グリーグ ノクターン Op.54-4
ショパン ノクターン Op.15-2
ショパン ノクターン 嬰ハ短調 遺作
リスト 「12の練習曲」より Op.1-9

第二部 ピアノ連弾  神野留美子 神島香織
モシュコフスキー スペイン舞曲 Op.12-1
エルガー 愛のあいさつ
ブラームス ワルツ Op.39より 1・2・3・4・15
ブラームス ハンガリー舞曲 第2番
アンコール 加古隆 黄昏のワルツ

・工大の前学長の田頭先生が今年退官し、大学に寄贈したピアノのお披露目コンサートでした。田頭先生は大の音楽好きで、大学のオーケストラもずいぶん可愛がってもらいました。
・地元室蘭のピアニストの演奏。私は面識の無い方でした。メジャーな曲とマイナーな曲を織り交ぜたプログラム構成。
・会場のせいか、楽器のせいか、奏者のせいかはっきりしませんが、音はモコモコとして高音がはっきりしない印象。調律は前日にかなり念入りにやっていたとの話でしたが、どうもイマイチ。新品のピアノは扱いにくいとかあるのでしょうかね。それとも湿気が多いせいかな。
・愛のあいさつ:メロディー中、一ヶ所#が抜けて脳天ブチ抜く衝撃。心臓に悪い。
・やっぱりショパンは難しい。。。なのに、聴く方も弾く方も大好きなんだなぁ~ こうなると"魅力"と言うよりももはや"魔力"ですねぇ。
・演奏後、神島さんが何故だかウルウルきてました。師匠との共演で感極まったのでしょうか。
・今後のピアノの行く末がかなり心配です。そうそう使用する機会はないでしょう。少なくとも年に一度は、今回のような演奏会をやってほしいものです。
・客数約200名[目測]:会場にほどよく収まる人数。学内と学外の人がちょうど半々ほどでした。
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【鑑】百香Live in 室蘭NHKプラザμ

2006年04月30日 15時22分59秒 | 鑑賞記録
百香Live in 室蘭NHKプラザμ
~すべての恋人達に贈る素敵な縁結びの物語~
2006.4.29(土) 14:00開演, NHK室蘭放送局 プラザμ(ミュー), 入場無料
歌&Violin 百香, Keybord 小松崎純

・ご挨拶 百香サポーターズクラブ代表より
♪???
♪彷徨(さまよい)
♪Brand-new Wave
♪Twinkle Star
♪さくら さくら(Violin演奏) ~ ???
♪???
♪White Wing Story
アンコール  I love you (尾崎豊)

以前の日記で紹介した百香さんのライブがあるというので行ってきました。ちょうど同じ建物でジュニアオケの練習があったのですが、そちらはちょっとサボって。
・早めに会場について覗いてみると、裏方さんたちは知ってる人ばかり。大学オケの後輩やら、いまや"先生"のA君やら、某飲み屋の店長さんやら、某文化施設の裏方さんやら・・・ 田舎なので思わぬ人どうしが思わぬところで繋がっていますね。
・で、できれば本人さんとも会いたいな、と思ったけれど、会ったところで、
 (゜Д゜)ハァ? あなただれ??
なんてことになるのではないかと思って迷いました。なにしろ彼女を知っているのは小学生の頃のことで、10年ほど前の話。それでも勇気を振り絞って挨拶にいってみると・・・覚えていてくれた。。。よかったよかった(脱力)。
・曲は本人の作詞作曲。主に歌を歌い、間奏にViolinをはさむ演奏スタイル。歌8割、Violin2割くらい。声はとても耳になじみやすく、聴きやすい良い声だと思います。その声と、あまりせわしくない曲調なので、広い年齢層で安心して聴けるものです。
・今回の演奏曲の中では『Twinle Star』がお気に入り。『さくら さくら』のViolin演奏もよかった。特に今回のように高い年齢層のお客さんには、このように誰でも知っている曲をはさむのは効果的ですね。Violin弾きとしては、もうちょっとたくさんViolinを聴きたかった。
・いつか、ジュニアオケと共演。なんて機会があるとよいのになぁ。その時を楽しみにしています。
・楽器:はじめ生Violinかと思ったが、ワイヤレスでピックアップが仕込んであるタイプ。外からはピックアップやジャックが見あたらない(ボディ内に装着?)。今時はそんな商品も出ているのですね。
・演奏会のプログラムが無く、がんばって曲目を書きとめたが、聞き漏らしあり > 上記『???』
・客数約150名[目測] 年齢層高し。
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【鑑】Elm Highlight Concert 2006

2006年03月22日 20時35分10秒 | 鑑賞記録
Elm Highlight Concert 2006
2006.3.21(祝火) 15:00開演, 室蘭市民会館, 入場料 当日券1000円

(プログラム前略)

~第2部~
15.メンデルスゾーン  ロンド・カプリチオーソ op.14
16.ショパン  バラード 第1番 op.23

~ヴァイオリン&ピアノ スペシャルゲストコンサート~
Piano 宮本いずみ  Violin 尾崎亜希子
♪カッチーニ  アヴェ・マリア
♪サン=サーンス  白鳥
♪A whole new world
♪情熱大陸
♪Without you
♪モンティ チャールダーシュ
アンコール 『ハウルの動く城』より 人生のメリーゴーランド

・街の楽器店でやっているヤマハ系音楽教室のピアノ、エレクトーンの生徒たち(子供)の発表会。総勢39組、約4時間にわたる演奏時間なので、さすがに全部を聴く気はせず最後の方だけ聴いた。上記プログラムは聴いた曲のみ。
・ショパン:以前、室蘭のジュニアオケでVnを弾いていた子。前半はすばらしかった。これ聴けただけで千円の価値あった。しかし中盤で崩れてしまって残念。あと4~5年もしたらソリストとしてオケと共演、なんてことになるんでしょうか。楽しみ。
・スペシャルゲスト:ピアノ奏者がこの教室出身とのこと。"ソレイユブラン"という札幌を中心に活動するバンドのメンバーのお二人だそうです。
・情熱大陸:後日、私もコレ弾かなきゃならないわけですね。参考になりました。ピアノが譜めくりで一瞬音が途切れてしまうのはいただけない。譜めくり頼める人がごろごろいたろうに。。。
・チャールダーシュ:Vnの出だし音でギョッとした。単なるポルタメントだったのですね。つい音取りそこなったかと。ハーモニクスはきれいにきまった。
・ピアノは、湿り気なしで、あっけらか~んとしてるというか。バイオリンはロボットというか、精密機械というか。そんな印象でした。 曲は譜面づらは簡単な曲ばかりで、ある意味とっても怖ろしい選曲。 曲の合間のトーク、もうちょっとどうにかならないものか。
・客数約200名[目測]:ほとんどが出演者の家族のようだった。特に最後のスペシャルゲストはもっと多くの人が聴きにきたら、と、もったいない感じ。
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【鑑】第30回 陸上自衛隊第7音楽隊 定期演奏会

2006年03月13日 22時20分16秒 | 鑑賞記録
第30回 陸上自衛隊第7音楽隊 定期演奏会
2006.3.11(土)14:00開演, 室蘭市文化センター, 入場無料(整理券)
指揮:村田茂

・国歌斉唱「君が代」
・吹奏楽のための序曲「希望の大地」~国際貢献活動に従事する隊員に捧げる~ 村田茂 作曲
・組曲 展覧会の絵  M・P・ムソルグスキー作曲 高橋徹 編曲

・涙の数だけ 「戦国自衛隊1549主題歌」 AKIRA 作曲 菊地光一郎 編曲
・交響組曲 「ハリー・ポッター」より 賢者の石・秘密の部屋・アズカバンの囚人・炎のゴブレット
  J・ウイリアムス、P・ドイル 作曲 R・W・スミス、R・シェルドン、V・ロペス 編曲
 ポップスステージ【ゲスト:織田浩司】
 ・ナイス・ショット 渡部貞夫 作曲 久石譲 編曲
 ・追憶のテーマ M・ハムリッシュ 作曲 浦田健次郎 編曲
 ・トゥルース 安藤まさひろ 作曲 星出尚志 編曲
・桜  小渕健太郎 作曲 菊地光一郎 編曲
・ディア・ミスター・ジョーンズ クインシー・ジョーンズ 作曲 菊地光一郎 編曲
アンコール ビートルズ「イマジン」
アンコール ?(吹奏楽定番の曲のようだが、曲名わからず)

・ただただ「展覧会の絵」が聴きたくて、行ってきました。 自衛隊の音楽隊の演奏を聴くのはたぶん初めて。室蘭では11年ぶりの演奏会だとか。今回演奏のメンバーには千歳フィルの団員がいたり、道内アマオケでご活躍のハープのAさんがいたり。
・演奏会がはじまると、まずはプログラムにはない国歌斉唱。「皆様その場にご起立ください――」
・希望の大地:指揮者による自作自演。
・展覧会の絵:この演奏会のために編曲されたようで、編曲者も会場にきており、紹介されていた。プログラムによると「現在、M・ラベルが管弦楽に編曲したものが世界的に演奏されていますが、今回の高橋徹氏の編曲では、オリジナルのピアノ譜から新たな発想のもとで吹奏楽用に編曲されたものです。」とのこと。編曲する態度として、オケ版に同調して違和感のないものにするか、吹奏楽の特性を生かして全く新しい世界を開くかの二つのアプローチが考えられますが、結果、なんとも中途半端。冒頭のメロディーがパーカッションだったのが衝撃といえば衝撃だったが。曲の後半になると、普段音楽会なんて聴きにいかないお客さんが多かったせいか、「ツマンネー」「早くおわんないかなー」といった空気が微妙に漂ったのが、ちょっと気の毒だった。
・戦国自衛隊主題歌:吹奏楽オンリーと思っていたものだから、三人でマイク持って歌いだしたのにはびっくり。エェェー!?自衛隊は歌まで歌うのか!?宴会でのカラオケ大会と紙一重。
・ゲスト織田浩司(A.Sax):「日本を代表するサックス奏者」と紹介されていたが、スンマセン、どのへんが日本を代表しているのかわかりませんでした。あまりにも音色がギラギラしてて・・・なんだかなぁ・・・こういうものなのかなぁ・・・
・『自衛隊』という先入観と、制服を着て演奏していたせいか、演奏の全体的な印象はやや硬め。上手いことは上手いんだけど、あんまりハジけることのない大人の演奏。 トランペットの1番、ユーフォニウムはスゴい奏者がいた。
・ピッコロといえば黒いもの(木製)と思っていたが、銀色(金属製)のものを初めて見た。
・客数約1100名[目測]:大入り満員。どうせガラガラでゆっくり聴けるだろうと思っていたが、あてがはずれた。とても吹奏楽なんて興味のありそうにない高齢者がほとんど。なんなんだ??いったいどういう集客をしたのか謎。
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【鑑】第26回 苫小牧音友会 定期演奏会

2006年02月26日 20時25分06秒 | 鑑賞記録
第26回 苫小牧音友会 定期演奏会
2006.2.25(土)16:00開演, 苫小牧市文化会館 大ホール, 入場料1000円(大人・前売)

第1部
1.ソプラノ独唱
 ヘンデル オペラ「リナルド」より"私を泣かせてください" Lascia ch'io pianga
 プッチーニ オペラ「ジャンニ・スキッキ」より"お父さまにお願い" O mio babbino caro
2.ピアノソロ
 ショパン スケルツォ第2番 Op.31
3.ピアノソロ
 グリーグ 蝶々 Op43-1
      トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
4.フルート
 ノブロ ANDANTENO & FINAL
5.ピアノソロ
 ラフマニノフ ピアノソナタ第2番 Op.36 第1楽章

第2部
1.ヴァイオリン
 フランク ヴァイオリンソナタ第1・第2楽章
2.ピアノソロ
 ショパン エチュード Op.10-10
 ラフマニノフ 楽興の時 Op.16-4
 バルトーク 「ミクロコスモス第6巻」より"オスティナート"
3.ピアノソロ
 ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22

第3部
1.Spring ~ Oriental Windメドレー 作曲 久石譲 編曲 稲垣千章
2.「Asience-original」 作曲 坂本龍一 編曲 内田誠
 「霧のレイクルイーズ」 作曲 倉本裕基 編曲 生田佳輝

・苫小牧の音楽家団体の『音友会』の年に一度(?)の演奏会を、今回初めて聴きに行きました。イヤラシイ言い方をすると、普段は生徒をビシバシ指導し弾かせている先生達が、ガクガクブルブルしながら演奏する様子を高見の見物 (・∀・)ニヤニヤ
・出演者の中でオケ関係の知り合いは4名。音友会の会員がほとんど出て、かなり長い演奏会になるのかと思ってましたが、出演者数は半分以下で時間も2時間強ほどだった。
・某奏者の演奏がボロボロでびっくりした。途中で曲が止まる前に、こっちの心臓が止まるんじゃないかというくらいドキドキしました。途中で投げ出さなかった点はサスガですが…聴いてる人間の寿命を縮めるのはカンベンしていただきたい。
今回の教訓「ショパンは難しい!!
・第3部はエレクトーンとピアノの合奏。子供のころエレクトーンを習った経験がありますが、当時(数十年前)は楽器はこんなにコンパクトじゃなかったし、こんなにハイカラな音は出なかったし。技術の進歩を目の当たりにしました。 ピアノとエレクトーンで別の音階上を音が動いているような。調律師としては頭の痛いところだろうな~などと、どうでもいいことを考えていました。そのうち合奏相手の音階を自動的に聴き取って、チューニングを合わせてしまうような機能とか出てくるのでしょうか。(既にあるのか??)
・ピアノ奏者登場→お辞儀(拍手)→椅子の高さ調節→演奏開始
この椅子の調節が気になる。ピアニストからすると"あたりまえ"で何とも思わないのかもしれませんが、ひじょ~~~にカッコ悪い。と思う。椅子を二台用意して舞台暗転時に交換、で対応できるのじゃないかと思うのですが。。。なんとかならないものか。
・ひさしぶりに客席に座って聴いた、箱(会場)の印象→響かないけどよく聴こえる。
・客数約150名[目測]:各教室の教え子でいっぱいかと思っていたが、子供はあまり見当たらなかった。
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【鑑】ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリンスキー歌劇場管弦楽団

2006年01月09日 17時40分00秒 | 鑑賞記録
<Kitaraワールドオーケストラシリーズ>
ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリンスキー歌劇場管弦楽団
2006.1.7(土)17:00開演, 札幌コンサートホールKitara 大ホール, A席9000円(Kitara会員割引価格)

チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」op.71より
♪序曲
♪クララとくるみ割り人形
♪くるみ割り人形とねずみの王様の戦い、くるみ割り人形の勝利、そして人形は王子に姿をかえる
♪クリスマス・ツリーの中で<冬の松林>
♪情景と雪片のワルツ
♪パ・ド・ドゥ
  イントラーダ
  ヴァリアシオン1<タランテラ>
  ヴァリアシオン2<こんぺい糖の精の踊り>
  コーダ
♪終幕のワルツ―アポテオーズ<グランド・フィナーレ>

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

・まんまと母親よりチケットをせしめたはずが、当日は高速道路も通行止めになる大雪。その影響で36号線は恵庭から渋滞。普段なら3時間もあれば余裕で着くところが5時間かかった。。。結局遅刻。
・会場についたのは2曲目の"クララとくるみ割り人形"のころ。ロビーではスピーカーから中の演奏が流れていた。『弦楽器ずれてる・・・』ちょっぴりイヤな予感。「曲の切れ目じゃないと入れません」とのことなので、曲が切れるまでロビーに備え付けのモニタでしばし鑑賞。『Violinの弓の動きがずれている・・・』またイヤな予感。ドア係さんは曲を把握しておらず「もうすぐ入れますから」と言うものの曲はataccaで次々と流れていき、入るタイミングを失う。やっと入れたのは"バ・ド・ドゥ"から。大雪の影響か遅れてくる人が多かったようで、10名ほどが立ち聴きしていた。
・休憩中、舞台裏よりトランペットのマラ5冒頭のメロディーが。緊張感が高まる。
・後半開演。ゲルギエフ登場。『なんか小ザッパリしてるぅ~』これが生で初めて見た第一印象。注目の冒頭のトランペット。『ふつぅー・・・』 曲が進むうちに疑念が確信に変わった。『こりゃ、札響のほうが上手いのでは???』 『なんだか音がモワモワして通らない。もうちょっと弦楽器聴こえてもいいはずなのだけど。。。』 いや、でも、そんな技術的なことより、ロシアのオケならではのロシアの香りが・・・しない! ゲルギエフならではの絶妙な味付けが・・・わからーん!! 大雪の中、苦労してわざわざ札幌まで来たのはなんだったのか・・・orz
・ちょっと暗い思いに沈みながら聴いていると、たくさんの楽器が鳴る中ときどきハッと心惹かれる音が聴こえる。音源はどうもホルンらしい。3楽章のホルンのソロでハッキリした。その音色に鳥肌がたった。『桁違いにうまいホルンが一名いる』 それから先、耳はそのホルンだけを追っていた。5楽章始めの方のソロも見事だった。ソロを吹き終えたとき隣のホルン奏者が手先で小さく拍手していた。その気持ち、わかる。演奏後に指揮者に促されて計3度も立たされて拍手を受けたのは彼だけだった。このホルンを聴けたのが唯一の救いか。
・オケ全体としては5楽章でようやくエンジンがかかり始めた感じ(遅すぎ)。この札幌での演奏会を皮切りに、このオケを率いて日本全国回るようだけど・・・ゲルギエフの評判が落ちたりしないだろうかなどと、余計な心配をしてみたり、、、演奏後あれだけブラボーかかってたんだから気のせいだよね。アハハ。
・ゲルギエフという指揮者、実は名前を知ってるだけで、その演奏はほとんど聴いたことがなかった。以前、ウィーンフィル来日時(?)のチャイ4(?)をテレビで見たくらい。とっても"お上品"なチャイコフスキーですごく違和感があった記憶が。油ギッた演奏をするイメージがあったのだけど、今回の演奏を聴くと、サッパリ系?? 『ここは溜めるだろう』と思ったところを、あっさりと通過し肩透かしをくう場所が数箇所。でも1楽章最後のpizzはやたらと溜めていた。
・座席配置がやたらとギュウギュウ詰め。普段、自分たちがとるスペースを10とすると7か8程度のスペースしか使ってなかった。そこまで詰める意味が何かあるのかな??
・休憩時のチェロの置き方:全部舞台に置きっぱなし。エンドピンは収納し、駒を上向きに頭をいすの座面に乗せて置くスタイル。こんな置き方もあるのだなぁ。
・客席はちょこちょこと空席あり。当日券も販売していた。
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・チケットを届けるだけのために、バス、地下鉄を乗り継いで片道1時間はかかる道のりを経て、会場までチケットを届けてくれた母に感謝。間に合いそうにないので、前半は会場に入って聴いてていいと言っておいたのに、入らずに受け付け前のベンチで自分が着くのを待っていた。。。
親孝行しなくては。
コメント
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