ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【本】2006年 読書記録 まとめ

2006年12月29日 18時20分20秒 | 読書記録2006
2006年 読書記録 まとめ
年のはじめに「本を100冊読もう!」と目標を立ててしまったので、読む本の厚さを調節しいしい、どうにかピッタリ100冊読みました。正確に言うと100冊ではなく100タイトルですが細かい事はおいといて。ここ数年、読書が滞っていたところの復活! これまであまり読書が進まなかった間もちまちまとチェックして溜めていた『読みたい本リスト』に含まれていた本が多かったので、内容の濃い一年だったと思います。

今年のベスト本は、なんと言っても『禁煙セラピー』(アレン・カー)ですね。もちろん現在もタバコは吸っていません。間違いなく人生の軌道が大きく変わったと思います。もしこの本が無ければベストとなったであろう本が、『じぶん・この不思議な存在』(鷲田清一)『うるさい日本の私』(中島義道)。どちらも哲学分野の著者による本です。とっても身近なことなのに全く無意識だった部分に目を向けさせ、衝撃を与える内容です。小説部門では、おもしろい本が多かったのですが、文字による表現の新しい可能性を見せつけられ衝撃を受けたという点で、『サンクチュアリ』(フォークナー)が印象に残っています。ブルーバックスを中心とする科学系の読み物では、目ぼしいものが無かったのが少々残念です。

以上挙げた本は、個人的好みが入っていてかなり偏りがある(万人受けしない)内容だと思います。広く人にオススメするとするなら、、、

『壬生義士伝』(浅田次郎):時代物。強い男はやはりカッコいい。
『波の塔』(松本清張):恋愛ミステリ(?) 先日テレビドラマでやっていたようだ。
『星を継ぐもの』(ジェイムズ・P・ホーガン):古典SF。続編2冊も楽しみ。
『私は赤ちゃん』(松田道雄):新書。誰しもが通った道。
『後世への最大遺物/デンマルク国の話』(内村鑑三):古典。この稀有な爽やかパーソナリティーはなんだ!?
『わたしの知的生産の技術 PART I』((編)「知的生産の技術」研究会):実用書(?) 各分野の巨人達の言葉。絶版なのでここに挙げるのを迷ったが、印象的だったので。

ここで紹介している本は、ほとんどがブックオフの105円コーナーで買ったものなので、皆さんも気長に探せば手に入るかもしれません(保証はできませんが)。
他にワースト本の紹介なんかも考えたけど、労力節減のため割愛します。また、印象に残った書き抜きなんかも・・・シンドイので割愛。
今年は100冊縛りがあったので、わりと薄い本が多かったのですが、来年はもう少し長編を読みたいと思います。『カラマーゾフの兄弟』、『アンナ・カレーニナ』、『ジャン・クリストフ』、『レ・ミゼラブル』、『豊饒の海』、・・・などなど。これだけで一年暮らせそう。

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