どこにあるのかはわからないが、石造りの西洋の城のような巨大な建物。その寄宿制の音楽学校に入学すると、学校専用の靴下が一人につき二足支給される。紺と白が一足ずつ。しかし何故か私の分だけ足りず、半べそ状態で裸足のままうろうろしていたら、その様子を見ていた見ず知らずの心優しい女の子が声をかけてくれた。
「私の一足貸してあげるよ」
校内の大広間にて学生たちが思い思いにくつろいでいると、先生が現れ、号令をかける。
「これから皆さんに楽器を演奏してもらいます」
それから四名の学生の名が呼び上げられ、皆の前で弦楽四重奏を開始。曲はアイネ・クライネ・ナハトムジークの第1楽章。四名とも初心者らしく楽器を持つ手がおぼつかないが、なかなか個性的な演奏だ。
続いてまた四名の名が呼び上げられる。今度はビオラで私の名が呼ばれた。他の三名とはいずれも面識が無いが、プロ並の腕前の雰囲気がムンムンしていて緊張感が漂う。しばしのウォーミングアップの後、さて弾こうとすると左のチェロの女の子が楽器を持っていない。どうしたのか聞いてみると、
「楽器忘れちゃった。代わりにピアノ弾くわ」
そうか、楽器忘れたならしょうがないな。
譜面台がちょっと高くて気になったので、ネジに手をかけ微調整をしていると、バイオリンの子が指示を出す。
「じゃあ練習番号6番から。後半の主題が戻ってくるところ」
なんで前半カットしちゃうの!? それ以前に、まだ譜面台が……ともたもたしていると、それに構わず演奏開始。あ~ ちょっと待って~~!
よし、準備完了!!
~~~~~~~
と、合奏に合流したところで目が覚めました。他にもいろいろ冒険していたような気もするのですが、記憶に残っている部分だけ書き出すとこんな初夢でした。『ハリーポッター』と『のだめ』が合体したような、楽しそうな世界です。こんな年になってもメルヘンだなぁ。
「私の一足貸してあげるよ」
校内の大広間にて学生たちが思い思いにくつろいでいると、先生が現れ、号令をかける。
「これから皆さんに楽器を演奏してもらいます」
それから四名の学生の名が呼び上げられ、皆の前で弦楽四重奏を開始。曲はアイネ・クライネ・ナハトムジークの第1楽章。四名とも初心者らしく楽器を持つ手がおぼつかないが、なかなか個性的な演奏だ。
続いてまた四名の名が呼び上げられる。今度はビオラで私の名が呼ばれた。他の三名とはいずれも面識が無いが、プロ並の腕前の雰囲気がムンムンしていて緊張感が漂う。しばしのウォーミングアップの後、さて弾こうとすると左のチェロの女の子が楽器を持っていない。どうしたのか聞いてみると、
「楽器忘れちゃった。代わりにピアノ弾くわ」
そうか、楽器忘れたならしょうがないな。
譜面台がちょっと高くて気になったので、ネジに手をかけ微調整をしていると、バイオリンの子が指示を出す。
「じゃあ練習番号6番から。後半の主題が戻ってくるところ」
なんで前半カットしちゃうの!? それ以前に、まだ譜面台が……ともたもたしていると、それに構わず演奏開始。あ~ ちょっと待って~~!
よし、準備完了!!
~~~~~~~
と、合奏に合流したところで目が覚めました。他にもいろいろ冒険していたような気もするのですが、記憶に残っている部分だけ書き出すとこんな初夢でした。『ハリーポッター』と『のだめ』が合体したような、楽しそうな世界です。こんな年になってもメルヘンだなぁ。
年頭に目標を立てたことの無い私ですが、ぴかりんさんを見習って何か目標を立ててみます。
とりあえず、私も何か楽器を・・・
ついでに女の子も(笑)。
私は、愛車に実家の愛犬たちを乗せてでかけ、「ちょっと待っててね~」と車内にお留守番をさせ、どこかに行くんですが、ウッカリ運転席のドアを半ドアしていたことに車から遠くまで行ってから気付きました。
外は氷点下。すっごいすっごい寒さで、えらい事になっていて、自分はなぜか寒くないのですが、愛犬たちが気になって気になって急いで車に戻ります。
愛車は凍り付いており、やっぱり半ドアで、「ワンコが死んでたらどうしよう~~!!」と霜だらけになっているドアに手をかけようとして…
目が覚めましたよ。
音楽は何一つなく…(笑)。
起きたら親からメールが来ていて、新年をぬくぬくと迎えた実家ワンコが元気そうに写っていました♪良かった良かった。
と、いうわけで、私も年頭に目標を立てたことがないので立ててみようと思います。何にしよっかなー…。
そんなこんなですが、今年もよろしくお願いします♪
の学園祭にて。
いくつかのバンドが演奏順を待っていた。
話は回想の中へ。
要は夢の中の夢。
演奏する連中は、皆講義をサボって音楽室で練習する。
そこへ先生がやってくる。しかも、何故かウチの研究室の教授。
当然、見つかって怒られる。ドアに近い方から2人、3人…。先生はこれ以上のないような笑顔。相当のドS振りをうかがい知ることが出来る。
自分の前で…お仕置きが終了。何でかは分からない。
ここで回想は終了。ステージを見れば、激ウマなバンドがプログレを演奏している。編成はドラム、ベース、ギター、ペット、あと何故かテープレコーダー。
こんなんと対バン張るのかと思って、多少おののく。
しかし…曲が終盤に差し掛かって、テープレコーダーパートが「ちょっと待って!初めてやる曲だから」と止まる。その途端、演奏もいっぺんにシャットダウン。
何と、バンド全体が口パクだったのだ!
バレてしまっては仕方ない。観客からはブーイングの嵐。
仕方ないので、そのバンドは残り時間でコントをやることにしたらしい。
それがまたヒドくつまらなくて…。
さっさと引っ込んだところで、あと少しでウチラの番だと告げられる。
バンドのメンバーは…誰だっけ??
控え室に行くと、高校時代のギタリストの友人(D君)と、大学の研究室の友達(S君)が待っていた。
どうやら、この2名がウチのバンドのメンバーらしい。
このメンバーなら自分はドラムだな、と確信したのも束の間、パートもまだ決まってないし、曲も決まってないらしい。
リーダー誰よ?
音出しも全くせぬまま、何をやろうかと一人で考えてみる。
そうするうちに、何故か演奏の順番が過ぎて、2人が戻ってくる。
どうやら、2人は別々のソロで出て、第11位と第12位をゲットしたらしい。
仕方ないので、自分は一人、血液製剤の製造工場に見学に行くことにした。
タンクの中の大量の血液が、細く曲がりくねったガラス菅の中を移動していく。
初めて見る機械ばっかり。
そのうち、血液はワタアメみたいにフワフワの糸状になっていく。
糸をつむぐように、あちこちで作られたワタアメが一点に集中していく。
最後の機械を通し終わったのちに出てきたのは、真っ白くなった錠剤であった。
何故?
と疑問に思っていると、係の人が写真パネルつきの解説をしてくれた。
どうやら、オリゴ糖を製造過程で混入しているとのこと。
大きな声では言えないが、どうやら「非加熱」らしい。
製造ラインのあり得なさに何の疑問も持たず音楽室に帰ると、どうやら最近左目が急に見えなくなる病気が流行っているらしい。
えっ?
と思ったのも一瞬の出来事、左目が見えない。
慌てて鏡をのぞきこむ。
何やら、コンタクトみたいな物体が入っている。
丁寧に取り除くと、少しだけ見えてくる。
もう一枚入っているのか?
目に指を突っ込む。
…もう一枚あるみたい。
…という初夢でした。
どうぞ、今年も宜しくお願い申し上げます。
本の出版…憧れです。いつかきっと…
楽器をはじめるなら、娘さんがバイオリンなら、ビオラかチェロでしょうか。コントラバスもかっこいいですけど。バイオリン同士でも楽しいですが、別な楽器で一緒に弾くと更に音の幅が広がりますよ♪
>サヨさん
サヨさんは "ワンコ命" なのですね。
夢→音楽学校だけあって女の子が多くてウハウハでした。現実の真逆。
>コントラバスの人さん
これだけ詳細に夢を覚えていることにまずビックリ。
「非加熱」の行がツボでした。正月早々、笑わせていただきました。どうもありがとう。