アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

説明が多めでした…♪

2017-09-28 09:34:29 | Weblog
バー・レッスン。
グラン・プリエのその前に…。
「あのね、骨盤ていうのはね、ここのお腹のところの左右の寛骨と背中の仙骨、前の恥骨とかね、いくつかの骨が組み合わさって構成されてるの。で、寛骨のところでトルソーを輪切りにしてみると、骨盤は楕円形のスープ・ボウルのような形になってるわけ」
「…ふぅぅぅん……へぇぇぇ……ほぉぉぉ…
そのスープ・ボウルの表面張力ギリギリのところまでスープを満たして、そのスープを一滴もこぼさないようにプリエをする、というイメージですよ。
…ってことは、骨盤が前傾したりして傾いたらアウトってことよね。
とくに4番のグラン・プリエは気をつけないと、スープがざぁぁ…っとこぼれちゃうよん
「……」
そんな説明のあとプリエをすると、みんなキレイにトルソーを支えたプリエが出来ました
1番ポジシオンからのバットマン・タンジュ、まず右側。
ん~、ユリさん、かなり正確にキレイなタンジュが出来るようになってるけど、もう一息よぉ、あとほんのちょっと…。
左手バーで右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドにしてごらんなさい。
ポワン・タンジュする動作脚にはさらに遠くに出て行こうとする力が働くし、トルソーは動作脚の力に負けないようにさらに上に伸びようとする力が働いています。
「……」
上に向かうベクトル と前・横・後に出て行こうとするベクトル が引っ張り合う力が常に働いてるわけ。
その力のつり合いが取れると、タンジュの脚を床から離して同時にバーの手を離しても安定して立っていられるのよ
左側…、うん、けっこうです
ちょっとブランクがあって、久々にレッスンに復帰したサトコさんは呼吸が上手くいかないみたい。
「あのね、呼吸はまず吐くことが大事、吐いてしまえば自然に吸うから」
「なんか久しぶりで、力が入っちゃって吐くのが上手くいかないような…
そういうときは、小~さく声を出すといいのよ。
たとえば声に出してカウントをとるとか、順番を声にだして言うとか…。
自分にだけ聞こえる程度の声でね
息を吸うときや停めているときには筋肉が硬くなり、息を吐くときには柔らかくなる。
太く短いゴツゴツした筋肉を作るには息を停めたり吸ったりするときに負荷をかける。
バレリーナの細く長くしなやかで強い筋肉を作るには息を吐くときに負荷をかける。
レッスンを続けていくうちに、また勘が戻ってくるわよ
コメント
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