水曜日のレッスンのあと更衣室で着替えているとき、タカエさんが
「ちゃんと言葉で教わってなかったから、なんのことだか咄嗟に反応できなかったり、その言葉が何なのか分からなかったり…。この前のレッスンのときにグリッサードって一つじゃないって、いくつも動き方があるって初めて知ったし…。デリエールって何、とか…」
と…。
バレエのパにはほとんどすべてにちゃんと名称があるからね、その名称をきちんと覚えたほうがいいわね。
「あと、あれ…、たとえばアラベスクには4つあるんですよ、みたいな…?」
「ひとつじゃないってことは分かったんですけど、何が違うのか何がドレなのかは教わってないし」
なるほどぉぉぉ…。
んじゃ、よく使う言葉だけでもちょっと解説しておきますね。
まず動作脚を置く位置について
ドゥヴァン:前=身体の前面
デリエール:後=背中の方
ア・ラ・スゴンド:横=身体の側面
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンといったら前にポワン・タンジュ
移動の方向は
アン・ナヴァン:前方への移動
アン・ナリエール:後方への移動
ドゥ・コテ:横方向への移動
グリッサード・アン・ナヴァンといったら前の方にグリッサードで移動
身体の向きと脚の関係
上手前を向いて右脚前5番=クロワゼ
上手前を向いて右脚後5番=エファセ
ってことは
下手前を向いて右脚前5番=エファセ
下手前を向いて右脚後5番=クロワゼ
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼといったら、上手前を向いて右脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァン
で、クロワゼやエファセに対応する横はア・ラ・スゴンドではなくエカルテ
エカルテ・ドゥヴァン=上手前または下手前を向いて客席側
エカルテ・デリエール=上手前または下手前を向いて舞台奥側
上手前を向いてエカルテ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュといったら右脚がポワン・タンジュ
アン・ファス=スタジオや舞台で身体も顔も真正面を向く
ドゥ・ファス=クロワゼやエファセに身体を向けたときの正面
エポールマン=身体はクロワゼやエファセの方向を向いて。顔は正面を向く(エポールマンにはいろいろな角度があるから…それはおいおい…)
ん~、いつも使ってるのはこれくらいかなぁ…。
あ、あとアームスか。
アン・バ=両腕を下して小指が腿の正面に来る
アン・ナヴァン=アン・バのラインを守ったまま胸の前に上げる
アン・オー=アン・バのラインを守ったまま耳の少し前に引き上げる
ア・ラ・スゴンド=両腕を左右に開いたポジシオン
高い3番=片方の腕がアン・オーでもう一方がア・ラ・スゴンド
低い3番=片方の腕がアン・ナヴァンでもう一方がア・ラ・スゴンド
そうそう、アラベスクね。
1番アラベスク=下手前を向いて右脚軸、左脚をアラベスクに、アームスは右前
2番アラベスク=下手前を向いて右脚軸、左脚をアラベスクに、アームスは左前
3番アラベスク=下手前を向いて左脚軸、右脚がアラベスク、アームスは右前
4番アラベスク=下手前を向いて左脚軸、右脚がアラベスク、アームスは左前、ただし、トルソーに捻りが加わる
1番と2番のアラベスクはエファセのアラベスクで、3番と4番のアラベスクはクロワゼのアラベスクってこと。
ん~、普段のレッスンで使っている用語はこんな感じかな。
パの名前はその都度説明してるし…。
「ちゃんと言葉で教わってなかったから、なんのことだか咄嗟に反応できなかったり、その言葉が何なのか分からなかったり…。この前のレッスンのときにグリッサードって一つじゃないって、いくつも動き方があるって初めて知ったし…。デリエールって何、とか…」
と…。
バレエのパにはほとんどすべてにちゃんと名称があるからね、その名称をきちんと覚えたほうがいいわね。
「あと、あれ…、たとえばアラベスクには4つあるんですよ、みたいな…?」
「ひとつじゃないってことは分かったんですけど、何が違うのか何がドレなのかは教わってないし」
なるほどぉぉぉ…。
んじゃ、よく使う言葉だけでもちょっと解説しておきますね。
まず動作脚を置く位置について
ドゥヴァン:前=身体の前面
デリエール:後=背中の方
ア・ラ・スゴンド:横=身体の側面
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンといったら前にポワン・タンジュ
移動の方向は
アン・ナヴァン:前方への移動
アン・ナリエール:後方への移動
ドゥ・コテ:横方向への移動
グリッサード・アン・ナヴァンといったら前の方にグリッサードで移動
身体の向きと脚の関係
上手前を向いて右脚前5番=クロワゼ
上手前を向いて右脚後5番=エファセ
ってことは
下手前を向いて右脚前5番=エファセ
下手前を向いて右脚後5番=クロワゼ
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼといったら、上手前を向いて右脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァン
で、クロワゼやエファセに対応する横はア・ラ・スゴンドではなくエカルテ
エカルテ・ドゥヴァン=上手前または下手前を向いて客席側
エカルテ・デリエール=上手前または下手前を向いて舞台奥側
上手前を向いてエカルテ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュといったら右脚がポワン・タンジュ
アン・ファス=スタジオや舞台で身体も顔も真正面を向く
ドゥ・ファス=クロワゼやエファセに身体を向けたときの正面
エポールマン=身体はクロワゼやエファセの方向を向いて。顔は正面を向く(エポールマンにはいろいろな角度があるから…それはおいおい…)
ん~、いつも使ってるのはこれくらいかなぁ…。
あ、あとアームスか。
アン・バ=両腕を下して小指が腿の正面に来る
アン・ナヴァン=アン・バのラインを守ったまま胸の前に上げる
アン・オー=アン・バのラインを守ったまま耳の少し前に引き上げる
ア・ラ・スゴンド=両腕を左右に開いたポジシオン
高い3番=片方の腕がアン・オーでもう一方がア・ラ・スゴンド
低い3番=片方の腕がアン・ナヴァンでもう一方がア・ラ・スゴンド
そうそう、アラベスクね。
1番アラベスク=下手前を向いて右脚軸、左脚をアラベスクに、アームスは右前
2番アラベスク=下手前を向いて右脚軸、左脚をアラベスクに、アームスは左前
3番アラベスク=下手前を向いて左脚軸、右脚がアラベスク、アームスは右前
4番アラベスク=下手前を向いて左脚軸、右脚がアラベスク、アームスは左前、ただし、トルソーに捻りが加わる
1番と2番のアラベスクはエファセのアラベスクで、3番と4番のアラベスクはクロワゼのアラベスクってこと。
ん~、普段のレッスンで使っている用語はこんな感じかな。
パの名前はその都度説明してるし…。