アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ジュテはどうかな…♪

2019-03-01 11:27:57 | Weblog
パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンは
「じゃ・ジュテは?やったことはあるよね…?」
「やってましたけど、それが正しいかどうかは…
なるほど。
ジュテはこうです、とまず見本を見せる。
右脚後5番から右脚をア・ラ・スゴンドに擦り出して跳び上がる→空中で両足を伸ばしきる→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエールの右脚ドゥミ・プリエに着地
「そんな風に正確には教わりませんでした…
ん。
じゃ右左交互に、ゆっくりやりましょう。
大事なことは
空中で両足が伸びきったところが見えること
着地の位置が左右に移動しないこと
ではどうぞ

ふぅん、そうか。
修正のポイントはね
ア・ラ・スゴンドに脚を擦り出してから跳び上がるのが遅れてる
両足を伸ばしきれてない
この2つ。
これがクリアできればよ。
もう一度、どうぞ

うん、いいでしょう。
センター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンのあとジュテの練習。
シンプルなアンシェヌマンで。
右脚後5番→右にグリッサード・ドゥシュ→右ジュテ→左にグリッサード・ドゥシュ→左ジュテ→…………
アームスはア・ラ・スゴンドで。
では音楽でどうぞ

お、まずソコね。
「グリッサードで後からの脚が撥ね上がってるよ、抑えて抑えて」
「あ、また…つい…
グリッサードってね、跳ぶ動きじゃなくて滑る動き。
滑るように横移動するの。
で、その移動の途中で両脚が伸びきったところが見える。
あとから引きつける脚の動きを素早くするためにも、跳ね上げて残しちゃうのは
「それからね、グリッサードのあとの5番ドゥミ・プリエをちゃんと守って。そのプリエが次のジュテのためのバネになってるの」
「あぁ、わかりました
もう一度、どうぞ

うん、グリッサード、ちょっと良くなったね。
ただね、このアンシェヌマンで見せたいのはジュテ。
グリッサードはジュテのための助走。
グリッサードを素早く収めてジュテを大きく跳ぶ。
「跳び“上がる”動きだからね、“飛び降りる”動きじゃないからね
「そうですよね… 上に跳び上がらなきゃ…。もう一度やります」
どうぞ

おぉ、良くなった、良くなった。
それです
あとはまぁ、乱暴な言い方をすれば慣れね
コメント
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