アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

着物を着ようと…♪

2019-03-19 11:29:17 | Weblog
先日、甥っ子の結婚式で色留袖を着て一日過ごしたんですけど、そのとき気が付いたことがある。
普段の立居振舞がちょいとがさつになってるなぁ、って。
なにも殊更に乱暴な振る舞いをしているわけでもないし、無頓着なわけでもない。
諸事、子供の頃に躾けられたことを守っているわけだけど、それでもね。
日常着がデニムにプルオーヴァーみたいなものが定番になっていると、つい、ね。
身動きが大きくなってしまう。
着物を着ていると何かと気を付けることが多い。
袂を引っ掛けないようにちょいと抑えるとか、裾が乱れないように抑えるとか。
腕を上げた時に袖口から腕がにょきっとのぞかないように抑えたり。
椅子に座る時でも、腰掛けるという言葉のとおりスイ と腰をおろす。
お辞儀の仕方からして違ってるもんね。
小腰をかがめるってまさにそのとおり。
我ことながらずいぶん違うよなぁといささか呆れた。
もちろん洋装と和装で所作が違うのは当たり前なんだけど、それにしてもなぁ、と思った
これは、ときどき着物を着て立居振舞のチェックをしたほうがいいよね。
真夏の暑い時期は御免だけど、春や秋の陽気の好い時期にはときどき着物を着よう。
と思って普段着用の草履を出してみて驚いた
エナメルがひどく傷んでいてガビガビ…
まさに古着屋の女将さんの言葉、
「10年履いた草履は崩壊しないけど、10年仕舞い込んでいた草履は崩壊する」
なぁるほどねぇ、こういうことかぁ…。
着物も草履も、タンスの肥やしにしちゃいけないってことですね。
コメント
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