いつもの書店のいつものエンド台。
お、いい感じのカバーだ。
同心と思しき男性が丼飯を美味そうに食べていて、若衆姿の女性が丼を運んでいる。
どれどれ、とカバー裏の紹介文を読んでみると…。
ほほぉ…、“九両泥棒”“風烈廻り同心”“囮捜査”…、面白そう
タイトルに3とついているということは、1と2が出てるってことよね。
3を手に1と2を探しにいく。
あ、あった、あった
それぞれのカバー裏をみると…。
1『はっきりいって月也はぼんくらである』
な、なに…っ、ぼんくら…っ
2『掏摸のかどわかし』
なんかいままでの時代劇とは切り口が違うようだねぇ、面白そう。

『うちの旦那が甘ちゃんで』1~3 神楽坂淳箸 講談社文庫
するするさらさらと読めて面白い、楽しい。
南町奉行所風烈廻り方同心紅藤月也と妻沙耶が主人公。
ぼんくらの月也さんはまたまたまた小者に逃げられてしまう。
小者がいないのでは同心の仕事はままならない。
そこで妻沙耶さんが思いついたのは、自分が小者を務めること。
結局、夫婦同心として二人の活躍が始まるわけです。
ふたりをかこむ脇の登場人物がなかなか好い。
南町奉行筒井さんとその内与力の伊藤さん。
このふたりは月也さんがぼんくらであることは承知しているが、まったく見下してはいないし、軽く扱ってもいない。
どちらかというと月也さんのぼんくらぶりを、器が大きいゆえだと考えて高く評価している。
本当の意味で理想の上司である。
そしてなんといっても辰巳芸者の音吉姐さん、頼りになるし粋だし、大好き
それと女装の美少年牡丹ちゃん、音吉姐さんともども沙耶に力を貸してくれる心強い味方、好きよ
そのほか角寿司のおかみ喜久さん、夜鷹蕎麦のおかみ清さん、鰻屋の看板娘さきさん、このあたりがレギュラーメンバーってところ。
主人公がマジのぼんくらで、それでいて堂々と活躍しているというお話は新しい。
表ではぼんくらの振りをしてるけど裏に回れば凄腕の仕事人ってのは有名だけどね
文庫版書き下ろしなので続編が出るペースも早い。
次が楽しみだな
お、いい感じのカバーだ。
同心と思しき男性が丼飯を美味そうに食べていて、若衆姿の女性が丼を運んでいる。
どれどれ、とカバー裏の紹介文を読んでみると…。
ほほぉ…、“九両泥棒”“風烈廻り同心”“囮捜査”…、面白そう

タイトルに3とついているということは、1と2が出てるってことよね。
3を手に1と2を探しにいく。
あ、あった、あった

それぞれのカバー裏をみると…。
1『はっきりいって月也はぼんくらである』
な、なに…っ、ぼんくら…っ

2『掏摸のかどわかし』
なんかいままでの時代劇とは切り口が違うようだねぇ、面白そう。

『うちの旦那が甘ちゃんで』1~3 神楽坂淳箸 講談社文庫
するするさらさらと読めて面白い、楽しい。
南町奉行所風烈廻り方同心紅藤月也と妻沙耶が主人公。
ぼんくらの月也さんはまたまたまた小者に逃げられてしまう。
小者がいないのでは同心の仕事はままならない。
そこで妻沙耶さんが思いついたのは、自分が小者を務めること。
結局、夫婦同心として二人の活躍が始まるわけです。
ふたりをかこむ脇の登場人物がなかなか好い。
南町奉行筒井さんとその内与力の伊藤さん。
このふたりは月也さんがぼんくらであることは承知しているが、まったく見下してはいないし、軽く扱ってもいない。
どちらかというと月也さんのぼんくらぶりを、器が大きいゆえだと考えて高く評価している。
本当の意味で理想の上司である。
そしてなんといっても辰巳芸者の音吉姐さん、頼りになるし粋だし、大好き

それと女装の美少年牡丹ちゃん、音吉姐さんともども沙耶に力を貸してくれる心強い味方、好きよ

そのほか角寿司のおかみ喜久さん、夜鷹蕎麦のおかみ清さん、鰻屋の看板娘さきさん、このあたりがレギュラーメンバーってところ。
主人公がマジのぼんくらで、それでいて堂々と活躍しているというお話は新しい。
表ではぼんくらの振りをしてるけど裏に回れば凄腕の仕事人ってのは有名だけどね

文庫版書き下ろしなので続編が出るペースも早い。
次が楽しみだな
