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テレビでローザンヌ・バレエ・コンクール…♪

2020-08-17 10:08:27 | Weblog
昨日は15:00からNHK・Eテレで『48回 ローザンヌ国際バレエ・コンクール』の決勝の模様を観てました。
今年、2020年2月8日に行われた決勝には男女計21人が出場したようです。
課題曲は結構多かったな。
女性17歳以下
<1> 『フローラの目覚め』よりフローラのヴァリエーション
<2> 『パキータ』よりパ・ドゥ・トロワの第1ヴァリエーション
女性18歳
<1> 『パキータ』act2よりリード・ソリストのヴァリエーション
< 2 > 『眠れる森の美女』act3よりオーロラ姫のヴァリエーション
<3> 『グラン・パ・クラシック』より女性のヴァリエーション
<4> 『ジゼル』act1よりジゼルのヴァリエーション
<5> 『ラ・バヤデール』よりガムザッティのヴァリエーション
男性17歳以下
<1> 『白鳥の湖』act3より王子のヴァリエーション
< 2 > 『ナポリ』よりパ・ドゥ・シスの第1ヴァリエーション
<3> 『アルレキナーダ』男性ヴァリエーション
<4> 『ラ・シルフィード』ジェームズのヴァリエーション
<5> 『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』コーラスのヴァリエーション
男性18歳
<1> 『パキータ』グラン・パ・ドゥ・ドゥの男性ヴァリエーション
< 2 >『眠れる森の美女』act3より王子のヴァリエーション
以上の中から1曲とコンテンポラリー作品を1曲、コンテンポラリー作品は気鋭の6人の振付家による作品でした。
あ、このダンサー下ろした脚をきちんと5番を通して次に移行してる、足元の始末がキレイだわ
あ~、彼の場合は後ろに残るアームスのコントロールが不十分なのねぇ、もったいないなぁ
あ、あれ…、この人、身体が柔らかすぎてプレースメントがときどきズレないかい
ん?コントラクションをしてるわけでもないのに頭が前に落ちるってことは、背筋が弱いのかな…。
…etc.etc.…。
アームスの高さや湾曲の角度にもやはり流行り廃りがあるんだなぁなど色々と考えながら観てました。
そして、クラシックバレエの基本がしっかり身についている、プレースメントやポジシオニングが正確な彼女彼らが踊るコンテンポラリーは圧巻で面白かった
時代が変わったなぁとつくづく思います。
かつて、クラシック・バレエのダンサーは“クラシック・バレエ(ロマンティック・バレエ含む)のみを踊るもの”と暗黙の認識に縛られていた時代もありました。
でも今は、“クラシック・バレエコンテンポラリー踊れる”のがクラシック・バレエのダンサーで、コンテンポラリーだけ踊れるのはコンテンポラリー・ダンサーってことになるんじゃないかな、なんて考えたりして
また来年が楽しみだな

コメント
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