アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

気鋭のピアニスト…♪

2020-08-24 10:04:27 | Weblog
先週水曜日、いつものことですが日テレの『スッキリ』にチャンネルを合わせて、見るともなしに、聞くともなしに、の状態でした。
朝食の後片付けをして歯磨きをしていたとき、テレビから聞こえてきたのはG・ガーシュウィンのⅠ got Rhythm
え…っ、な、なに…っ、この響き…っ、楽しい…っ
歯ブラシを銜えたままテレビの前に移動。
演奏していたのは紀平凱成キヒラカイルクンという18歳、気鋭のピアニスト。
絶対音感がある彼は、リモートで女性MCが送ったスマホの曲を聴いて即座に再現
そんな彼は自閉症スペクトラムですが、通常よりも鋭敏な聴覚による過剰な反応など、自分で少しずつ克服しながら活躍の場を広げているそうです。
昨年プロ・デヴューして、コンサートやアルバムの制作や自作の曲を発表したりね。
番組の中では自作の曲
『No Tears Forever』
を披露されたのですが、これがねぇ…
ご自宅の居間だか自室からのリモート出演だから、ピアノも当然家庭用のピアノなのよ…。
それなのに、まるでオーケストラと協演してるようなイメージが湧いてくるくらい奥行きのある音なの
うぅわぁぁ…、素敵だぁぁ…、心地好い…
幸せな朝でしたよ
思えば、辻井伸之さんを知ったのもテレビから流れてきたガーシュウィンのRhapsody in Blueでした。
辻井さんが18歳で、ヴァン・クライバーンのピアノ・コンクールで最年少優勝を成し遂げたというニュースのときだったと記憶しています。
初めて聞いた辻井さんのラプソは、音がまっすぐ背骨に突き刺さってきたような印象でしたが、紀平さんのアイガットは一緒に踊ろうよと誘ってくれているような印象でした
紀平さんのコンサートも今年は中止になってしまったそうですが、世の中が落ち着いたら是非、生の演奏を聴きにいきたいなと思ってます
あ、まずはCDでもいいか
コメント
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