昨日はアンサンブル・ド・ミューズの稽古始めでした
アイさん&ヨウさんの元気な笑顔を見られて嬉しいです
1番ポジシオンからのスロー・タンジュ。
ポワン・タンジュ→ドゥミ・プリエをアン・クロワで2セットやったらポワン・タンジュ→フレックスを1セット、最後にポワン・タンジュ→フレックス‐ドゥミ・プリエを1セット。
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あぁら、ヨウさん、デリエールでフレックス‐プリエのとき膝が曲がってるよ、膝は曲げないの。
「え…っ、あ…っ…」
それからね、フレックスするとき脚は上げないの。
「え……っ、はぁ…」
あ~、あのねぇ…。
ポワン・タンジュからフレックスするとき動くのは足首の関節だけ
だから、フレックスからもとに戻るとそのままポワン・タンジュになるわけ…、フレックスから足首を伸ばしたときにデガージェになっていたらダメってこと。
すぐには出来なくてもいいから、理屈は理解してね
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール
アイさんはグラン・ロン・ドゥ・ジャンブ・ジュテの基本の≪基≫を取り入れましょう
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右左両サイドが終わってから、
「アイさん、ジュテのときの脚の軌道をちゃんと確認しておこうね…、まずドゥミ・アティチュード・ドゥヴァンして…」
そこから彼女の脚を持ってあげて、こんな風にね、と動かしてあげる。
「…くえぇ…」
ん?ナニ?
「あの、去年気が付いたんですけど…、私、どうも股関節が硬くて可動域が狭いみたいでぇ…、ア・ラ・スゴンド=横って考えて脚を動かそうとするとちゃんと出来ないというか…そのぉ…」
あ、そうか、わかった
アイさんはアイさんのア・ラ・スゴンドを基準にすればいいんだから、基本の基の≪基≫にちょこっと戻りましょう。
自分なりの最大限の1番ポジシオンで立ってみて…、骨盤と中心軸を正しく支えてね。
その1番ポジシオンで爪先が向いている延長がア・ラ・スゴンドと考えればいいのよ
「かなり前の方になるけど…」
うん、今のアイさんの股関節に対してはソコで
「これならセンターでのパでもア・ラ・スゴンドしたとき膝を上向きのまま支えられる」
そうそう、それが大事…、あとは動きながらの微調整が出来ればいいのよ。
みんなそれぞれ骨格や柔軟性に違いがあるからそれを無視せずに、自分なりの美しいポジシオンを見つけていきましょう