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『鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)』
各話頭のモノローグは、ある一人の娘の胸の裡、です。
まずは鯖猫長屋の店子、利助さん&おきねさん夫婦のどっ派手な夫婦喧嘩から始まります。
利助さんの兄弟子が怪しげな呪い師に引っかかっている、と…。
貫八っつぁんが言うとおり、どう考えたっておかしいよね。
第二話ではなぁんとっ、サバの妹分の子猫のさくらが猫又志願じゃないかと疑われたり。
第三話では、ちょっと哀しい思いを抱えた賢い犬が大活躍。
そして第四話、一見長屋の差配磯兵衛さんをはめようとしているようにみえるけど…。
第一話がきっかけで、第三話以外のすったもんだはみんな拾楽さんを狙って仕掛けられている。
その黒幕は…、やっぱりね。
サバぁ、やっぱり頼りになるねぇ、頼もしい
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掛井の旦那もまぁ、ソレが強みと言えば強味よねぇって
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『鯖猫長屋ふしぎ草紙(五)』
各話頭は、枝垂れ桜とサバの会話です。
今回は直に、拾楽さんに、拾楽さんのかつての生業に関わってきます。
そして二キの御隠居と太市にも大きく関わっています。
定廻り同心だった若い頃の御隠居が今でも忘れることのない盗人。
太市を守るために、御隠居はその盗人を消す決心をし、拾楽さんに協力を求めます。
ま、協力を求めるというより、昔の生業を引き合いに出して脅すんですけどね
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その盗人、拾楽さんにとってもまんざら知らない相手じゃない。
今回は拾楽さんの昔の顔がたびたび見られますよ。
関わってくる盗人は女、やだねぇ…。
サバは事件解決に活躍するというより、拾楽さんの身を案じています。
さて、既刊はあと(六)を残すのみ
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