■ イスラエルがカダフィーを支援?! ■
こんな記事を見つけました。
① イスラエルがカダフィを支援する為に5万人規模のアフリカ傭兵部隊をリビアに派遣
② イスラエルとカダフィは裏で手を結んでいた
③ モサドがリビア国内にアフリカの反イスラエル勢力を掃討する為の基地を持っている
④ 1970年代カダフィの暗殺計画が米英の介入で中止されていた
⑤ 建国当時からリビアとイスラエルは関係を持っていた
詳しくは 「ROCKWAY EXPRESS]を読んでみて下さい
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/505/
■ 独裁者達とイスラエルの役割 ■
北朝鮮に限らず、独裁政権はアメリカや世界を牛耳る者達にとって実に有益な存在です。
① 地域の緊張を持続し、アメリカの軍事産業の手助けをしています。
② 周辺国の関係を複雑化し、周辺国の経済発展を阻害します
③ アメリカの好きな時に戦争の標的とされ、好戦的な言動でそれを助長します。
イスラエルは中東紛争の要です。ロスチャイルドがイスラエルを建国した時から、中東の永続的な紛争は、修正ブレトンウッズ体制(石油本位制)を支えると共に、石油利権を持つ元達に有利に働いてきました。
■ 使い棄てにされる独裁者達 ■
独裁者達は最初は、先進国から国を守る「英雄」として登場します。
しかし、権力に固執するあまり、先進国の傀儡となる者が現れます。
あるいは、先進国に敵対する姿勢を、逆手に利用される者も現れます。
またあるいは、独裁者の側近が裏切りを働いている場合もあります。
カダフィも、フセインも、アサドも、アフマネジャドも、チャベスも実に便利な存在です。
アルカイーダはCIAの作った組織ですし、ラディン家はサウジアラビアにおけるブッシュ家のビジネスパートナーです。
■ 中東の変化がもたらすもの ■
中東の急速な変化は何を目的としているのでしょうか?
イスラエルがカダフィを支援している事が事実ならば、米英とイスラエルに対立が生じている可能性もあります。
次に中東で有事は発生すれば、イスラエルは核を使用するかもしれません。
イスラエルという国がが地図から消える事もあり得ます。
■ ポール・アードマン 「オイル・クラッシュ」が現実に? ■
中学生の頃に読んだ本だったので、著者名はインタネットで探してみましたが、「オイル・クラッシュ」という中東有事を描いた小説がありました。
イランのシャー(国王)が核開発をして、エルサレムで核兵器を爆発させるとう本です。
核爆弾は半減期の非常に長い放射線物質(確かセレンだった様な)を大量に発生させ、その後何百年もエルサレムに人は近づけなくなる事で、聖地を奪還する・・・そんな話でした。
1979年に書かれたこの本は、当時、パーレビ国王を連想させてそれなりに現実的でした。しかし、現在もし手に入るなら、それは「予言の書」の様に感じられるかもしれません。
「事実は小説よりも奇なり」とは・・・まさに現在の世界情勢なのかもしれません。