■ 11月11日の「The Gucci Post」 ■
11月11日のグッチーさんのブログ、
「The Gucci Post」のコメント欄は必読です。
世界の借金をそいれぞれ相殺すると
純債権は日本にしか無いのだから
円高になるのも当然だというグッチー氏の記事に
色々な方からコメントが寄せられています。
1) 借金は借り換えれば永遠に永続する。
2) 日本の借金(日本国債)は日本人によってファイナンスされている
3) 日本人の個人の純資産は1000兆円なのだから日本はイタリアとは違う
そう主張されるグッチー氏に対して寄せられた反論は、
1) 借金が借り換えられるのは日本人の純資産が国債の発行残高を超え無い範囲
2) 既に今年の国債発行41兆円で国民資産の純粋な残高を食いつぶしている
3) 来年の50兆円の目途は立っていない
4) 国民資産を超えたら、日銀が円を発行してファイナンスするしかない
5) 円を増刷すればインフレになる
6) インフレに伴う金利上昇で、金融機関の保有する日本国債に含み損が発生する
7) 金融機関が国債を手放したら・・・。
8) 国債は将来の増税を担保にしている
9) 2020年まで国債をバランスさせるには消費税10%が必要
10) 海外は日本の消費税は30%が妥当であると言っている。
細かい数字は、「The Ghcci Post」をご覧になって下さい。
何故日銀がマネタリーベースを増やせないのか、
ここら辺に理油がある様に思えるのですが・・・。
増税か、財政破綻によるインフレか?
若者が生き残るか、高齢者が生き残るかという選択が
今の日本には付き付けられているのでしょう。
これは究極の選択とも言えます。
日銀は結構上手に舵とりしていますが、
結果の先延ばしをしているだけと言いえます。
国民が増税に「ノー」と言う時は、それなりの覚悟が必要なのです。