マックス・フィードラー指揮ベルリン帝国放送管弦楽団(PASC)1936/12/11live
pristineの発掘音源。オケがサイシヨふるわず、いかにもSP時代のライヴ録音の精度といった感じで、またカットや編成を弄るといったことがなされており、音響的には納得行っても、しっくりこない。ただリズムのキレ、スピードに関しては最後(これもまた5楽章の肝心なところでブツ切れる)まで凄まじいといってもいい胸のすくようなところをみせており、ダイナミックな解釈もあって、ワルターの同時期を思わせる。響きはもっとドイツ的な安定感でザクザク切っていくかんじだが、リマスターのおかげかもしれない。楽章が進むほど感心度の上がる演奏。1楽章第一主題で冒頭は頭打ちにし、ワルツで舞曲に切り替える方法はわかりやすいが人によっては違和感があるか(全部舞曲的に処理するほうがかっこいいが結構少数派かも)。
pristineの発掘音源。オケがサイシヨふるわず、いかにもSP時代のライヴ録音の精度といった感じで、またカットや編成を弄るといったことがなされており、音響的には納得行っても、しっくりこない。ただリズムのキレ、スピードに関しては最後(これもまた5楽章の肝心なところでブツ切れる)まで凄まじいといってもいい胸のすくようなところをみせており、ダイナミックな解釈もあって、ワルターの同時期を思わせる。響きはもっとドイツ的な安定感でザクザク切っていくかんじだが、リマスターのおかげかもしれない。楽章が進むほど感心度の上がる演奏。1楽章第一主題で冒頭は頭打ちにし、ワルツで舞曲に切り替える方法はわかりやすいが人によっては違和感があるか(全部舞曲的に処理するほうがかっこいいが結構少数派かも)。