湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲

2017年12月19日 | グラズノフ
○マジェスケ(Vn)セル指揮クリーヴランド管弦楽団(DA:CD-R)1967/10/6live

国民楽派の楽曲演奏には定評あるセルに対し超絶スタイルで猛烈な演奏を仕掛けるソリストがたまらない。グラズノフのここまで熱い演奏は録音ではなかなか聴けない。それはライヴなりの演奏精度ではあるものの、楽曲の読み込みがしっかりしていて表面的にならない。よくあるつまらない演奏にはけしてならないスタイルなのだ。若手にありがちな技巧だけで突っ走るタイプともまた違う、ロシアロシアしたヴィルトーゾスタイルとも違う、ニュートラルでありながら熱い演奏。セルのバックが丁々発止で第二部への突入がかっこいい。○。

※2010-12-19 16:54:54の記事です

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