「さだまさし」が大好きな友人が、
二人同窓会を兼ね、「さだまさし」コンサートに一緒に行こうと誘ってくれて
実現した「さだまさし」ツアー。
行って、帰って来ました。
名古屋・岐阜への2泊3日の旅。
この旅行のメインイベントから
少しご報告を。
(以下は、今年のコンサートツアーのネタバレになる可能性があります。了解の上、お読みください)
チケットが取れたのが、
岐阜・長良川のほとりにある「長良川国際会議場」でのコンサート。
初めて行く土地へのワクワク感とともに、
初めて聞く「さだまさし」の生歌へのワクワク感で
久しぶりにハイテンションになりました。
さださんのコンサートって、ちょっと長い?
開場16:30
開演17:00
終了予定20:00
でした。
国際会議場のホールは、そんなに広くないので、
いい席ではなくても、
十分よく見えたのもラッキーでした。
参加者は、おもに中年以降の方が多く、男性も目につきました。
ご夫妻でという方も。
また、もちろん若い方もおられましたよ。
友人が
さださんの歌った歌をひとつひとつ書き留めてくれていました。
・きみのふるさと
・ほおずき
・春への幻想
・無縁坂
・虹の木
・主人公
・梁山泊
・問題作
・風の宮
・Last Letter
・夢見る人
・北の国から
・晩鐘
・October〜リリーカサブランカ〜
・セロ弾きのゴーシュ
・邪馬臺
・風に立つライオン
〜〜〜〜〜〜〜
・療養所(サナトリウム)
しゃべくり半分、歌半分って感じでした。
彼のおしゃべりには定評がありますが、
こんなによくしゃべって、
こんなに面白いとは思っていませんでした。
2、3曲歌ったあとで、
「今日はあまり歌う気にならないなあ〜」なんてつぶやき、
舞台最前列に近い席の方が遅れて来られたら、その人たちに話しかけ、
観客の反応から、定番になっているらしい「和歌山・十津川」での経験、ハブの話、
自分の新しいCDの宣伝、
『天皇の料理番』のテーマ曲「夢見る人」の話、ドラマのことなどなど、
まあ、よくしゃべる、しゃべる、しゃべる。
よく笑わせてもらいました。
途中、「主人公」のイントロが流れると、
隣の友人、小さな拍手。
「さださん、『主人公』歌ってくれないかなあ」
ってつぶやいていたのを知っていますから、
よかったなあって思いました。
後半になってくると、
ややトークは硬派な内容に。
今回の集団的自衛権の問題に触れ、
このような強行採決に至った原因は、国民にあった、
選挙で自民党を圧勝させてしまった国民に問題があるとの意見。
途中、度々
「ひとそれぞれの考えがありますが」と前置き。
「いろんなことを言い過ぎると、あとでお叱りを受ける」と笑いながらも、
「もうこうなることは、選挙の時にわかっていた」と。
「しっかり選挙に行って、しっかり国会議員を選ぼう」と言うようなことを語りました。
そして最後の方で、もう一回、
「ひとそれぞれ意見が違いますが」と言いながら
「わたしは戦争反対です!」とキッパリ。
年齢層の高い客席は、大きな拍手に包まれました。
さて、
わたしが何より聞きたかった
「風に立つライオン」。
アフリカ帰りの医師から初めてアフリカの話を聞いてから、
構想に何年もかかり、
彼の中で期が熟して(言い方は違っていたと思いますが)
この歌が出来上がったことを知りました。
「風に立つライオン」の生歌。
最後のアメージンググレイスの間奏のところは、観客全員で大ハミング。
知らず知らずのうちに涙が溢れ、
止まりませんでした。
ものすごい拍手の嵐。
後ろから「本当にいいコンサートだった」
「来てよかった」との声。
派手なパフォーマンスもなく、
派手な演出もなく、
数人の演奏家による生演奏と、
彼の奏でるギターとヴァイオリン、
そして、透き通る伸びやかな歌声、
漫談家ばりのトークで、
いやそこらの漫談家よりも質の高いトークで
観客を虜にする「さだまさし」、
恐るべし。
大、大満足の一夜でした。
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