つれづれなるままに  373  台湾島はフェルサモ

2007-11-08 09:45:45 | 雑記

仙台、山形からの旅も無事終わり、また11月16日から、今度は台湾、友の誘いで2人でと思いきやいつの間にか仲間6人に膨れ上がりこれまた楽しい旅が出来そうです。皆、海外旅行の通、今回はのんびりと楽しませていただこうと。

 

帰って、すぐまた「第九」のコンサートの為、28日には大阪入り12月3日まで大阪、コンサートが終わって、そのまま娘と合流、京都に3日ほど、戻ってまた、箱根芦ノ湖、4姉妹旅行へと、今年は春のエジプトから始まって、旅で締めくくる年になりそうです。これも元気な証拠だと自負していますが。

 

その土地を訪ねる度にある程度の下調べ、本も何冊か読みあさり、ネットで場所の確認、この時が一番楽しい時です。その場所に立って、そうそう・・・本の通りだ、えーと、とこの目で確認、ブログの写真だとて、取り巻くります。

 

台湾は千歳からでも4時間ぐらいで着いてしまいます。時差1時間ありますが、沖縄と余り変わりがありません。沖縄の最南端与那国島から快晴のときは遠くに台湾島を望めるほどの近い隣国です。

 

昨年上海を訪れましたが、上海も日本統治時代があり日本の建築物が多数残されていました。台湾の歴史も複雑で台湾島は1895年から1945年までやはり日本の台湾総監府の統治下にあり、1945年第2次世界大戦終結後に中華民国が占領し1947年に再設置され台湾省政府の統治下に置かれたと言う歴史があります。

 

明の太祖の時代に琉球とは、沖縄、台湾双方を示す言葉として使われていましたが混乱を避けるため、沖縄を大琉球、台湾を小琉球と呼ばれた時代もあったようです。それだけに沖縄も、台湾と同じ文化を作り上げていたのかもしれません。沖縄も痛ましい戦争の面影、南国特有の風土、気候のみに触れることなく、明時代の歴史も、少しは学ばねばと思いました。

 

台湾島にはフォルサモ(Forusamo) 「美しい」と言うポルトガル語が語源とされ、16世紀半ば、初めて台湾沖を通航したポルトガル船のオランダ人航海士がその美しさに感動して「美しい島」と呼んだそうです。

 

     今日は立冬、台湾の気温25℃、また束の間の夏が満喫できそうです。