最終目的地、ケープタウンに着きました。アフリカ大陸南端、遠くまで来たものだと感無量、この先は南極です。南極は南緯69度、ここは南緯33度、オーストラリアの、ジドニーと同じ緯度、地中海地方とよく似た温暖な気候です。今は春、暖かな気温ですが、5月頃は厚手のコート、手袋、マフラーと必要だとか、しかし今は春、最高15~16度、最低7度と言われ、厚手のコート持参しましたが当日はお天気に恵まれコート無しでも楽しむことが出来ました。
この町はカラード(混血)が大半を占めますが、白人居住区があるため、白人の方々と接する機会が多く、ヨナネスブルグから比べるとずっと治安は良いようです。
ヨハネスブルグを飛びたち、しばらくは砂漠のみ、家々が点々とあるようですが緑はありません。このグリーンの円形は、ここだけ長いスプリンクラで水まき、野菜を栽培しているそうです。
ケープタウン上空にきました。緑が濃くなりました。
ケープタウンの観光ハイライトはテーブル・マウンテン、岩盤で出来た1087mの頂上はナイフで切ったように平らなためテーブル・マウンテンと言われています。霧や雲に隠れたこのような状態をテーブルクロスと呼ぶそうです。
頂上までは車で行くことはできず、ロープウエーのみ、悪天候の時は頂上まで行っても何も見えませんとのことでしたが、ここまで来たので是非登りたいと頼んでロープウエーに乗せていただきました。このロープウエーは360度回転しながら登っていきます。
霧の中、時折霧の晴れ間から、ケープの町が見え隠れしていました。
テーブルと言われるだけ会って、頂上は花が咲き、ケープマングースやヒヒが時折、顔を出しました。