プレ・ループ、レンガ造りの5つの塔が立ち並ぶピラミット式寺院、火葬が行なわれた跡もありました。
プリヤ・カン ジャヤヴァルマン7世が、自身の父親の菩提を弔うために建てた仏教寺院でギリシャ神殿を思わせる円柱の柱、これは黄金の聖剣を奉納する武具館だそうです。西塔門脇には鳥の神ガルーダが宿敵蛇神ナーガを捕らえた勇ましいレリーフがありました。完全な形で残っているのはこれのみだそうです。
バンテアイ・スレイ 、バラモン高僧によって建立されたヒンドゥー教寺院。
クメール美術の至宝と言われているだけあって、赤い砂岩に深く刻まれた彫刻、どれをとっても美しさを極め、クメール美術の最高傑作といわれています。同じような遺跡を見て回り疲れた目には新鮮な美しさに驚きました。この寺院の彫刻の美しさは、いろいろな国の遺跡を見てきましたが、これほどの物は、始めてみました。十分に堪能しました。
中央祠堂に描かれているテーヴァバーの女神は西洋ではかつて「東洋のモナリザ」と絶賛されました。
十分にアンコール遺跡も堪能しました。上空から眺めてみようとバルーンに乗ってみることのしました。地上200mからのアンコールワットも最高でした。
最後はプノンバケンからの夕景を見に、高さ60mの小高い丘、プノンバケンに登りました。頂上には荘厳な寺院が建てられ、寺院の階段75度だそうで、這うように登り、日地没を待ちました。今日はあいにく雲がかかり、バラ色の霞む地平線を見る事はできませんでしたが1キロ先に見えるアンコールワット、多くの人々夕日を見ようと集まってきました。
たった6日間の短い旅でした。ベトナム2泊、カンボジア2泊、気の合う旅行仲間4人、他のグループ4人組、3人組、計11名、現地ガイド、添乗員さん無し、日本人とはまた考え方が違う現地のガイドさん、ベトナム、カンボジアの入国手続き、機内であれこれ皆で頭を寄せ合って書き、夜は買い求めたお土産を広げて、いいねーそれ頂戴などと、人様が買ったお土産をおねだりしたり、交換したり、それはそれは賑やかな楽しい旅でした。お土産も相変わらず、人様に配るようなものはぜんぜん、毎年海外、お土産も買わなくなりました。帰ってきて後悔はしますが、写真、ブログでと勘弁していただく事にしています。