昨日は札幌32年ぶりの雪だったそうですが、春の泡雪瞬く間に融けだしました。
休みの娘に誘われて円山の一軒のカフェに、昔懐かしい民家、幼い頃はこんな家に住んでいたと、懐かしく思い出すような家、昔はこのような家が立ち並んでいたと、それにしても玄関が何処か、汚い家だなーと、普通は通り過ぎてしまそうです。
玄関は普通の民家の引き戸、1階は狭い居間にテーブル、イス、サイドテーブルは古いミシンの台、床は「ウグイス張り」顔負けのみしみしと歩くたびに音がします。これまた古びたオルガン、ストーブも骨董品、お2階にドーゾと狭い急な階段、吹き向けになっていて、2~3組も入れば満杯、若い子はよくこんな所を探してくるのでしょうか。いやコーヒーを飲んでいたおば様達、やっぱり上品な円山婦人、円山を知り尽し、午後のひと時、おしゃべりで楽しんでいるのでしょうか。窓から見る景色は高級マンション、そんな中に、古びた家を改築せずにそのまま使用、円山にはこんな隠れたカフェが至る所にあるようで、また雑誌にも載っているとか、大きな古時計がボンボンと、部屋中に響き渡り、今日は早めの「母の日」を祝っていただきました。