今日の講義「世界金融危機の行方ーそして暮らし」と題して講義を受けました。
米国のサブプライムローン問題を発端に金融不安が広がり世界で株価が暴落してしまいました。これは2007年のアメリカ住宅バブル崩壊に始まったと言われています。「百年に1度の危機」とか
2006年まではアメリカは住宅の価値が上昇を続けていましたが、この年急激に鈍化、その影響を受けたのが、信用力の低い住宅ローンであるサブプライムローンでした。このローンの債務者の一部は、住宅価格の上昇を見込んで返済計画を建てていたため、住宅価格の低下の影響を受け支払い延滞が急激に上昇し始めました。
サブプライムローンの直接の貸し手である住宅金融専門会社に対する金融機関の融資が慎重になり、それにより住宅金融専門会社の資金繰りが悪化して経営破綻を招くようになりました。サブプライムローンは貸し倒れの危険を分散するために、分割、証券化、これが世界中の金融機関の多数の金融商品組こまれていたために、連鎖的に広がりベア・スターンズ経営の危機から始まって、9月のリーマンブラザーズの破綻、ついに世界金融危機を招いたと話されました。
また2003年イラク戦争によって世界第2位の埋蔵量を誇ったイランの原油の輸出が不可能となり、この結果、原油価格が加速されました。いままで原油の取引は米ドルでの決算でしたが、イラク戦争当時の指導者フセイン大統領が処刑されたことからイラクの政情が安定して米国より金利の高い通貨国への資金が移動、米ドルは下落してしまいました。いままで米ドル決算を行なっていた全ての会社は実質収入の減少世界経済の停滞が続き、世界金融危機が世界中に広まってしまったといわれています。
2008年10月アフリカ滞在、NHKのテレビを皆で見ていました。出発前、米ドル120円、その時映ったテレビを見て皆仰天、リーマンブラザーズ破綻、株価下落、米ドルも97円、世界中が大変な事に巻き込まれてしまったと報じていました。
100円まで戻ったドルも今日はまた95円まで下落、他人事だと思っていた金融危機、少なからずもわが身にも降りかかっているのだと改めて思いました。
米国のサブプライムローン問題を発端に金融不安が広がり世界で株価が暴落してしまいました。これは2007年のアメリカ住宅バブル崩壊に始まったと言われています。「百年に1度の危機」とか
2006年まではアメリカは住宅の価値が上昇を続けていましたが、この年急激に鈍化、その影響を受けたのが、信用力の低い住宅ローンであるサブプライムローンでした。このローンの債務者の一部は、住宅価格の上昇を見込んで返済計画を建てていたため、住宅価格の低下の影響を受け支払い延滞が急激に上昇し始めました。
サブプライムローンの直接の貸し手である住宅金融専門会社に対する金融機関の融資が慎重になり、それにより住宅金融専門会社の資金繰りが悪化して経営破綻を招くようになりました。サブプライムローンは貸し倒れの危険を分散するために、分割、証券化、これが世界中の金融機関の多数の金融商品組こまれていたために、連鎖的に広がりベア・スターンズ経営の危機から始まって、9月のリーマンブラザーズの破綻、ついに世界金融危機を招いたと話されました。
また2003年イラク戦争によって世界第2位の埋蔵量を誇ったイランの原油の輸出が不可能となり、この結果、原油価格が加速されました。いままで原油の取引は米ドルでの決算でしたが、イラク戦争当時の指導者フセイン大統領が処刑されたことからイラクの政情が安定して米国より金利の高い通貨国への資金が移動、米ドルは下落してしまいました。いままで米ドル決算を行なっていた全ての会社は実質収入の減少世界経済の停滞が続き、世界金融危機が世界中に広まってしまったといわれています。
2008年10月アフリカ滞在、NHKのテレビを皆で見ていました。出発前、米ドル120円、その時映ったテレビを見て皆仰天、リーマンブラザーズ破綻、株価下落、米ドルも97円、世界中が大変な事に巻き込まれてしまったと報じていました。
100円まで戻ったドルも今日はまた95円まで下落、他人事だと思っていた金融危機、少なからずもわが身にも降りかかっているのだと改めて思いました。