つれづれなるままに  902  琵琶と影絵の世界

2009-10-06 20:51:47 | 雑記
7年前「琵琶と語り、耳なし芳一と平家物語」錦心流琵琶の二反田岳水、斉藤紫水の琵琶と語りを聞きました。
今回は琵琶と影絵の世界、一部は斉藤紫水さんの琵琶、ベベン、ベベンと言う演奏にのり、動く影絵、昔話し「一寸法師」「猿かに合戦」嘗て子供に読み聞かせた懐かしい昔話、子供から大人までいろいろな場所で演奏活動しているようです。琵琶と語り、動く影絵を堪能しました。
2部では小泉八雲の「耳なし芳一」影絵を通して小泉八雲怪奇の世界に触れました。
琵琶は水の雫の形とか、紀元前3世紀頃、中国の奏の時代、始皇帝によって建築された「万里の長城」、この長城を作る為集められた人々が仕事の休憩の間に、元々敲く鼓に弦をつけて引いたのが中国最古の琵琶と言われています。
こうした中国の文化はシルクロードを通って西城から様々な楽器とともに伝わり、日本には遣隋使、遣唐使の手で伝えられたといいます。日本に入ってから平家琵琶、薩摩琵琶、筑前琵琶といくつかに別れて現在に至っているそうです。
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今回の琵琶と影絵の世界もその一つです。