つれづれなるままに 1024  しかりべつコタンⅠ

2010-03-27 20:27:47 | 旅行

もう東京では桜の開花が発表されました。北国もようやく日が長くなり、山々の黒さが目立ってきました。皆春を待ち望んでいるのに、逆らって雪に埋もれている「然別湖」への旅に出ました。

大雪山国立公園内の自然湖、約1万数千年前に火山の噴火で川が堰きとめられて出来たと言われ、水面の高さが標高800m、湖としては日本随一、山の上の湖、まだ70cmの氷が張っているとの事、新得まで迎えに来たホテルのバスの運転さん、人のよさそうなおじ様、ホテルまで道々観光案内をしながらの1時間、日高の山々が周囲を囲い、この風景を見たさにこの寒い所まで来たのだと大満足でした。

今月末まで、凍結した湖面を舞台に「2010しかりべつ湖コタン イベント」が行われていました。暖冬、先日の強風、氷上露天風呂の屋根が吹き飛ぶアクシデント、それでも夜22時まで灯りを頼りに入浴できるようになっていました。ホテルは湖水の側、近くに鹿が餌探し、お尻の白さが可愛らしく、春先湖水に鹿が転落、従業員総出で救い上げすぐ足湯に入れたそうですが、助からなかったそうで可愛そうな事をしたと話していました。