新学期も始まりました。UHB大学も今年で26年経ちます。私は14期生、12年目70数名いたその頃の仲間は12~13人なりました。今年入学して来た方の中に93歳の方がいるそうですが、いつまでも向学心を持ち続けることは大切なこと死ぬまで学び続ける意欲を持ちたいものです。
入学式典記念講演「ごはんにしよう」南極料理人、西村 淳氏の講演でした。
テレビではおなじみの方、2009年に公開された映画「南極料理人」海上保安官出身の彼のエッセイ「面白南極料理人」、南極観測隊員の一人ではあるが、南極大陸のドームふじ観測地点で越冬する隊員の食事を用意すること、限られた食材と特殊な環境の中、隊員たちを飽きさせないメニューを作ることだったそうです。
ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所だそうです。外に出ていると顔は、凍傷、自分では気がつかないほどの寒さ、その中での食材と創意工夫の精神で、隊員のお腹を満たさなければならない、その中から私たちにもできるメニューの紹介など、面白おかしく話されました。
食材は缶詰、冷凍保存のものが大半だそうで、お酒は飲みっ放題、卵もキミ、シロミと牛乳パックのようなものに別々入って混ぜればオムレツ、レタスは水耕栽培、余る程の収穫があるそうです。
ある時隊員から目玉焼きが食べたいとリクエスト・・さて困ってしまいました・・朝、隊員の前に目玉焼きがでました。・・皆、喜んだものの食べてびっくり・・目玉は桃缶だったそうです。そな楽しい話でした。