UHB大学教養講座、「世界遺産を訪ねて」、今回はイタリア、世界遺産は毎年7月に登録されるそうで、2012年現在157ヶ国962件の登録。そのうちヨーロッパが40%を占め、イタリアは47件で一位、日本は14位で16件あります。
1、知床(北海道) 2、白神山地(青森・秋田)、3平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手)、
4、日光の社寺(栃木) 5、小笠原諸島(東京) 6、白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜・富山)
7、古都京都の文化財(京都) 8、古都奈良の文化財(奈良) 9、法隆寺地域の仏教建造物(奈良)
10、紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)(和歌山、奈良、三重) 11、姫路城(兵庫)
12、石見銀山遺跡とその文化的景観(島根) 13、原爆ドーム(広島) 14、厳島神社(宮島)
15、屋久島(鹿児島) 16、琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄)
日本の世界遺産、まだ訪ねていない場所は小笠原諸島だけ。
小笠原諸島は、日本の南部、東京湾からおよそ1000km(竹芝~父島間)南方の海上に、南北400km にわたって散在する大小30余りの島々からなります。小笠原諸島の生物相は、大陸と一度も陸続きになったことのない隔離された環境下で、441種類の固有植物など固有種率も高く、海洋島生態系における進化の過程を代表する顕著な見本でもあります。
小笠原諸島は形成以来ずっと大陸から隔絶していたため、島の生物は独自の進化を遂げており、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれるほど、貴重な動植物が多く、限られた陸域でありながら、固有種を含む動植物の多様性に富んで、オガサワラオオコウモリやクロアシアホウドリなど世界的に重要とされる絶滅のおそれのある195種の生息・生育地でもあり、北西太平洋地域における生物多様性の保全のために不可欠な地域でもあるそうです。昨年は「ガタパゴス」行く機会を逃しました。今年はどうなることやら・・せめて「東洋のガラパゴス」もいいかなと。
今日の話はイタリアの世界遺産でした。しかし訪れたイタリアを語る前に日本の世界遺産、何処だったかな・・・。と